シド・アンド・ナンシー

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86年公開作、監督アレックス・コックスの「シド・アンド・ナンシー」を観た。
観た、二度。間、寝て、起きて、また観た。
以後、酒浸りの有様なんやけども。
これを超えるラブストーリーは私は観ないと思うこの生涯で。知らんけどもね。
ゲイリー・オールドマンにはこうゆう役をもっとやらせろっつーの、ほんま、蜘蛛女ももっかい観るわ、も、あれも、最後が、もう、はあ、思い出すだけで、言葉がなくなるような映画で。
なんも手につかんくなってしまったから、観たらもう、酒飲んで、寝て、起きて、また飲んで、寝て、の繰り返しになる、数少なき愛し続ける映画のひとつになって。
ドラッグはこの世に何のためにあるのかとおもっとったが、今まで、今日わかった、このような美しい映画を撮るためだけにあるんやなあと、そう思った。
たまらんく悲しくて美しい映画を世に残すために、それはそんな人生、を残すためだけにあるんやと思って、はは。

シド・ヴィシャスは17,8歳頃に惚れたけど、写真集とかをロッキンオンとかの後ろのほうのとこ見て買ったりしたなあ、それから何年やね、十二、三年経って映画を見て、感動するとか、いいね、こんな人生も人生やなぁ、わしももう三十、30年経った。
愛ってええなぁ。
男と女の愛がこんなに悲しいもんになるんやと今日見せて貰えた、抑鬱的になるほどのええもんを見してもらえたね、ありがとう。忘れられない。

ほんまにいい映画を見るというのはその映画を一生見続けるということなんだ。ファッキュー、ファック。ちゃう、愛してる。愛してる。愛してるよ。





追加、13日am4:56、苦しくて、眠れないんや。
大好きなシーンの写真ゲットしたった。今日も見たし、多分後100回は見る。もしかして一番かもしれないよ。しらんけどもね。オーマイガーめっちゃいい予告発見、張り替えました、新しく発売した日本版の会社の予告だ、くそ!sit!もっかい観てくれ、誰にゆうてんの。






「何を待ってるの?」



「君」