情熱とは

人は皆情熱の塊であるはずだ

自分はどれだけ傷ついてでも、どれほど傷けてでも人を愛せるだろうか

傷ついただけ人を深く愛せるのなら、傷ついてみないか、もっと深く
優しい闇よりずっと深く

傷つけるほど人の痛みを知るのなら、傷つけてみないか
でも、傷つけた後で、心を抱き締められるか

僕は母親の愛を知らないから、だから、人を愛せないんだよ
じゃあ、もうだめだよ、もうきっと、それじゃ生きてゆけないよ

怖れを忘れてもいい
今日は今日を生きていることだけ考えて眠ろう

だってこの場所に流した落ち葉さえ、どこに流れ着くかわかんないよ

心が壊れないようにね、きっとゆっくり走ったっていいよ
早く知りたいかな、でもここは心地がいいよ

僕って生きても死んでもいないと思ってた
一人でいるときも僕って誰だかわかってなかった
でも、今はここでいいような気もするよ

わかんないよ、だって、それっぽっちじゃさ
僕も君もわかんなくっていいよ
気付けば始まってるし、気付けば終ってしまう
そんな夜もあるさ、生きてるし

天国と地獄行き来しよう
中間で居眠りだってできるよ

僕にはなりたいものは一つだけだから