何処に居ても

僕は僕だし

君は君だけど

何してても

僕は僕だし

君は君でしょ

一緒に生きられるカモシレナイ

そんな消えかけの希望

持ったっていいんですか?

それは僕の自由なのです

君の自由など壊したいけれど

打っ壊したいけれど今すぐにでも

でも今でも君は僕の中にいて

まだ僕の中で死んでくれなくて

許せない君が僕の中でまだ息をしている

もう僕気にしない

気にはしない!

ことにしたいよ

君の事愛せない僕は辛いだけだから

運命

運命だなんて

馬鹿げた

こと思ってた

私の純粋なだけの人格は

どこにあるの


(解いて)

嗚呼、貴方に触れたい

嗚呼、魂の奥の場所



気付いていた

本当は

壊れない物など

何も無いってことを

唯私の住む世界の果てから

君を去らせた


(それだけ)

嗚呼、貴方の微笑み

嗚呼、想い出すと

心歪む


振られたのは

私です

私の方

その内側のドアを開けて入って来た君は

泥棒のようさ


(今だけ)


嗚呼、遠くで縛っていて

嗚呼、夜が近くに在り

嗚呼、後ろへ戻さないで

嗚呼、私は死にたがりや

嗚呼、夢の果て連れて行って


知っていたの?

結末を

君は本当は

薄汚れた魂さえ愛せたなら

側にいられた



(死ぬのは)

嗚呼、僕には出来ない

嗚呼、淋しいと言わないで

嗚呼、全てが悲しいの

嗚呼、繋がってしまいたい

嗚呼、貴方は何処へゆくの

プライド

プライド、そんなもの僕には微塵も無い

ごめんだよ

ごめんだけど

僕はどんなにかっこ悪くたっていいから

必要な時だけ君を必要として生きる

どんな卑怯でも僕は君を愛せる時だけ愛する

僕はこのまま死んだっていい

僕は孤独と十分もう遊べたから

この世界を十分玩べた

この世をもう要らないくらいに食べた

好きだよ

僕は君を知らない

真実を知って

信じていた

全てを

裏切ったの?

全てを

許されないものはないのだと

君は呟いた

許されるなら

全てが

空は青く

その中に

飛んで消えてゆきたいと

君は微笑む

守られてた

嘘でも

全てから

全てに懺悔して

おやすみなさい

そうして

朝は必ず来た

言い忘れてたことなど

何もないわ

そうゆう君の体を

夢見ていた

僕の綺麗な悲しみ

そこへゆきたい

君を連れて

まやかしでもいい

連れてくから

何度でも

連れ戻すから

たとえ殺しても

殺されても

君を愛するから

ただそばにいてね

そう言って君は

消え失せた

感覚

ほんのできごころのようなものだった

子供が遊ぶように

探検ごっこか何かのように

小さな小さな秘密を知ってしまったんだ

生まれて初めて死んだ生き物を見た時のような

変な感覚

悲しみとゆうようなものをずっとずっと超えたようなあの感覚

言葉じゃ追いつかない感覚

それは音のようだった

心の音がずっと鳴っているような

初めて絶望とゆう感覚を覚えた瞬間

時間が本当に止まったような感覚

儚すぎた夢と呼ばれる世界を亡くした瞬間だった

夢を亡くしても人は生きてゆくと知った瞬間だった

意識

何の為に僕が生きてるのか存在してるのか

その答えを言える人はこの世にいますか

生きてゆける嘘を吐いてくれる人はどこかにいますか

知らない間に夢から覚めただけの

意識が戻っただけのことのようだ

やっぱり死には見離されている

死と手を繋げばよく眠れそうだ

君の答えは裏返した

それだけのことだよ

悲しむのをもう止めて

素晴らしき世界

嫌いな人を好きになります

そうゆうことですか

この世の素晴らしさなんてものは

ってことのことだったですか

どうもそのようですね

それがどんなに素晴らしいか

それはどれほど幸せであるか

そんなこと出来ないから私は毎夜枕濡らしてるんです

悪いことでもなかろう?

悪いことでせうか?

どっちでも良い

そんなわけあるまい

少しだけ愛していたんです私

それほど愛してなかったんです

ただそれだけのこと

君が死んでも私どうもしない

私は薄情な女でした

死ぬまで4歳児で

なんがしたいってゆうの

開き直って生きるしか道は残されてないです

と精神科医は言ったりもしない

それより酷なことを平気でゆうのだから

精神病んでこそ人間は人間に初めてなって

いろいろ考えて、いいもんだよ、とか

ゆう精神科医はいますか

心の薬を欲しいっつってるのに

それ求めてんのに

なんでわけわからん薬だけ出されて

金払わされて

一人で生きろと、強く生きるしかないと

若い新米精神科医はゆうものだから

私はますます歩けない

大変ですね、生きることって

決して決してこんな生き様私は望まなかった

私の落ち度、自分で見事落ちてゆけた

乾いた喜びで人を幸せにすることが可能なわけない

私とゆう意味を壊しガラクタにした君に幸あれと

願わずにはおれませんでした

嘘も本当も同じです

喜びも悲しみも同じです

これ以上壊れたら何が見えるかな

壊れた飛行機

壊れた飛行機は



死んだ恐竜のようで



壊れた人は



生きています



いつ死んだかな



夢の中で死んだ



とっくのとっくに死んだのだと



誰が信じますか



誰か僕を呼びましたか



僕はみんなの世界からいちぬけた



捕まえられやしないよ



生きちゃってるんだ



僕の声聞かせてよ



聞こえない聞こえない



死んでない死んでない



ずっと心は水の中



苦しいな苦しいな



だあれもたすけてくれないんだ



つかれたさみしい僕は傍観者



何も感じない

楽園と地獄

怖い夢を見た

白骨で埋め尽くされた地の隣に

南の島のような綺麗な海があった

地獄と楽園が隣り合わせにあるその夢は

この世のことであると同時に

楽園だけの世界など存在しないとゆう意味にも

感じられた

地獄が側にあるから楽園は楽園なんだ

人が楽園で暮らすには側にある白骨を

見て見ぬ振りをすることだった

そんな暮らしに一体何の意味があるんだろう

人は楽園の海で遊んできたら白骨だらけの地獄で

眠るべきなんだ

この世はそんな世界だ

過去の詩5

まだ見ぬ空に

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夕暮れが夜になる瞬間
夕暮れの手が夜の手に触れて
辺りは暗くなってゆきます

君が覚えていることと言ったら
この空だけだったね
知っていると信じ続けたこの空を
君は見ていた

僕に光はまだ残ってますか

君の手のひらで宇宙が転がっているよ
落とさないでね
絶対に落としたりしないで

宇宙を抱きしめていてほしいんだ

僕は死を抱きしめていたいんだ

僕らは宇宙に抱きしめられているんだ

まだ見ぬあの空が僕らを必要と
しているのだとすれば

君は
僕は
今生きてゆけるだろう






2004年04月02日(金) 18時34分18秒 公開

過去の詩4

誓い

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音にいつも見られている
そんな気がするの
まだ生まれたばかりの声で
歌うように
まだ死んだばかりの夢を
見てるように

僕は今ここで叫ぶとすれば
声はすでに悲しみに持ってゆかれた
から
僕は
ここで
ただ

目を閉じる

その先の覚えてる物語を
また記憶の捨て場所に
捨てようとしたら
消える前のまだ汚れる前のまだ
その痛みが揺れて
ただ揺れていた
から捨てることもできなかった

僕のからだから悲しい細胞が逃げ出そうとしてる

僕はそれを捕まえてまた僕のからだに戻す

繰り返し戻す

戻るように僕は僕と誓う




2004年03月04日(木) 17時37分37秒 公開

過去の詩3

光と水の中

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海に呼ばれて行ってみた

光が斜線状に差し込む波は静かに

僕の体は浮かぶように軽くなって

側に生きたものを感じた


魚に嫌われないように

うまく泳ぎたかったんだ

水と一体になって見えなくなって

でも空気だけはなくさないで

僕は魚にも人間にも本当は

なりたくなくて

ただただ光る海を泳いでいたかったよ


さよならと言うだけで切れるものなんてなかったのに

僕はこの世のひとつひとつに

さよならと言っては

僕は泣いていたんだ





2003年07月30日(水) 10時12分44秒 公開

過去の詩2

ざわめき

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君の声聞こえると
涙は体内に注がれるのです



鳥が啼かなくなると
空は首を傾げるのです



俯いた顔を上げると
月は淋しい顔をするのです



言葉の沼に溺れると
鹿は樹の影から見るのです



丸い小石を蹴ると
風は渦巻き遊びをするのです



心を引っ掻かれると
沈黙は舟に乗せられるのです



哀しみの空気が震えると
人は眠りにつこうとするのです




2003年02月19日(水) 19時50分02秒 公開

過去の詩1

遠い音

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聞こえてくるのは遠い遥か未来の音

太陽の眩しさによく似てる

見てはいけないのに見ようとする

無理に見ようとすると、いつだって心はいかれた


ずっと前に消えたはずなのに、また生まれて来たよ

心の刺さった氷柱が溶けないうちに


僕らの未来、遥か遠い未来は

今この時に眠っているから

起こさないようにね

決して起こさないようにね

目を覚ましたら戻れなくなるから

戻れなくなる


未来はまだ止まっている

動き出したら止まらなくなる

止まらなくなる


音は止まったまま季節は止まらなくなる


青空はいつも微笑んでいたよ


新しい季節がもうすぐ来るよ


さよなら

僕の一つの季節

遠い音響かせて消えた




2003年02月11日(火) 16時25分30秒 公開

囚われた心

永遠を僕も感じてみたかった

海に沈んでゆく夕陽を見ながら


僕の心は今何かに囚われているようだ

涙が止め処なく溢れるばかり

いろんなことが全部全部悲しくなって来たんだ

綺麗な海に溶けてゆく夕陽を見ることもなく

ぼんやりしながら、ひとりで

海を前に僕はただ泣いていた

静かに悲しみに沈んでただ泣いていた

幼稚園

古い幼稚園が壊されて

ジャングルジムやすべり台や鉄棒が

窓から見えるよ

ブルドーザーで壊してる

幼稚園は行ったことないけど

別に行きたいと思わんかった

友達幼稚園行ってる間一人で家で絵描いたりしてた


幼稚園なくなって可愛いシンプルなマンション見えたよ

光と影がはっきりして光の部分のほうが小さいんだ

窓がとっても小さい

可愛いな

ただそれだけ

変幻自在

sirosorajp: The stoned night いってしまっている夜って面白いね

     : へえ

sirosorajp: どうして毎日決まって夜は来るのかな

     : 自転してるから

sirosorajp: 自分で転がったり出来るのかな、星が

     : 学会に

     : 訴えかければ。

sirosorajp: そんなばかしない

sirosorajp: 夕焼けってなんで切なくなるのかな

     : 暮れていくから

sirosorajp: なんで暮れるってゆうのかな

     : そういう

     : 動詞だから

sirosorajp: 夕日は暮れることが暮らしなんだね、暮れを暮らしてるんだね

sirosorajp: ぼくね、基本泣き虫で弱虫だよ、あと、てんとう虫でだんご虫でゾウリムシでワラジムシでクマムシでカブト虫でサナダ虫でゴミ虫でカメムシでゾウムシでコガネムシなんだ

     : 変幻自在

僕は蝉が好きです

単なる虫

夜に啼く蝉は

幻聴だと

何年か前に思った

夜に鳴く蝉は

この世のものではないよう

夜に鳴く蝉は

孤独を知っているよう

見て

窓から見える景色

向こうの方に低く飛行機飛んでる

いいなぁ

死んだら見れないのかな

お父さんもお母さんもみんな今

何も見てないのかな

夜に走るモノレールは銀河鉄道

見れないの

知らない人

知らない人から日記のコメントで

あんたは本当に弱虫で  女の振りでも一生してろ

って日記のコメントに書かれました。

知らない人からそうゆうコメントもらうのは

多分初めてで、なんだかやっぱりとてもつらいです。

私も散々人に悪いことを言ってきた報いかも知れないです。

いろんなことが悲しくて泣きました。

代償

生まれてこなかったほうがよかったのかな

死の代償が生で

生の代償が死

喜びの代償が苦しみで

苦しみの代償が喜び

きみの代償がぼくで

ぼくの代償がきみ

生きてもいたくない

死んでもいたくない

ぼくはもうどれもこれもなにもかもぜんぶきらいだ

君のことが一番大嫌いだ

ランプ

真っ暗な部屋に一つの小さなランプ

それが幸せだと君は

今までこんなに美しい光は見たことがなかったと

ずっと真っ暗な部屋で生きて来たから

こんなに幸せなことはないと

君は

狂う愛

眠れないので

薬いろんな種類飲みまくりました

お酒で飲みたかった

死んだら灰になっちゃうんだよ

あんな淋しい場所に埋められるなんて

ふざけてる

死をなんだと思ってるんだ

魂があるからさ、なんて、どうだっていいんだよ

そのままの姿のお父さんに会いたいんだよ

お母さんに抱きしめられたい

ここは苦しすぎる

残酷性を楽しんでる神がいる

お前の救いとはなんなんだよ

狂気で愛を知れ

死ぬことのないお前は狂う愛を思い知るんだ

僕は君の僕の君は

僕は君の未来の子供

僕を生み出した君

僕は君のこと大好きなんだ

僕は君の全てを許す

僕は君の全てが愛しい

死ぬ時は一緒に

そして今度は僕は君を生み出す

君は僕を愛する

どうしたら

少し楽になれるのですか

今より少しでいい

楽になりたい

もう誰も憎まずに死ぬまで生きてゆきたい

生きてるよ

どうしよう

虫生きてるよ

こんなちいちぇの

なんでこんな世界

同じ世界に

生きてるんかな

なんで ぼく苦しいのに

きみ苦しくないのかな

きみも何か苦しいのかな

殺しちゃいそうだよ

逃がそうかな

飛んでっちゃった

DRALION

今日とっても良い夢を観て来ました。

今話題のサーカス「ドラリオン」です。

たまたま姉の友人が行けなくなってしまったので

姉と姉の息子と行って来ました。

場所は南港の近くです。

行く前は私はそれほど興味もなかったし

行きたくないとかも思ったりしてたのですが

行って本当に良かったです。

サーカスを見るのは二度目で中学以来でした。

あの時はボリショイサーカスだったのかな。

結構良い席で観れて

ドラリオンの何が一番良かったかって

私は何より一人の黒人の女性の踊りがかなり印象的で

土の女神ガヤとゆうキャラクターなのですが

フラダンスの腰に巻くような細い糸のようなものが集まった

衣装を頭や胸や腰や手足に飾り、なんとも言えない

力強い個性的な踊りをしていて、私はとっても

気に入ってしまいました。

他に好きだったのは壁の上からトランポリンに跳ね返り

高い壁の面に立って背中からまたトランポリンに

跳ね返って壁の上に乗ったりするやつなど凄かったです。

中国雑技団のような技を小学生ほどの女の子がしていたり

子供が結構多く可愛らしかったです。

失敗したらまたもう一度挑戦する子供たちの姿もよかったです。

クラウンとゆうピエロのような存在の3人組に観客の一人の

男性が舞台に何度も上げられちょっかいをされたりして

とても可笑しかったのですが、実はその男性も一員でいきなり

踊りだしたりと、観客を騙したりなどたくさん笑いました。

音楽も生演奏で、歌も人も全てに生命とゆうものすごい

エネルギーが溢れていました。

サーカスっていいものだよなぁと思いました。

中原中也の詩の「サーカス」の
「ゆあーん ゆよーん ゆやゆよん」とは正反対な感じの

サーカスでありました。

足音

足音近づいて来るの待ってるんだぁ

ひとりで僕は

お化けだっていいさぁ

なんて嘘さぁ

僕眠りたくない眠りたくない眠るの嫌なんだよぉ

だって誰とも繋がれないんだもん

夢の中にはお化けがいたりするし

それはやっぱり怖いんだもん

愛 タナトス 死

ぼくの悲しみはどこからやって来るの

地球の果て

宇宙の果て

君の心の悲しみがどこにゆくの

虚ろな顔でどうして夜とゆう世界は優しさを纏うの

人を傷つけることで人を殺したの

僕にはどんな罪があって

本当に恐ろしい甘美な罰

幸せの瞬間から怖れの果てまで飛ばされて

ぼくの体が宇宙より大きくなってゆく

星一つ存在しない世界

光も闇もない世界

そこにぼくひとり

早く気づけよ

早く気づけ

生きる気も死ぬ気もしないって言ってんだろが

タナトス 君は 僕の手に触れない

でもいつか愛は死に染まるんだよ

僕の心臓はまだ赤い

触れたい

君の冷たな白い指に

僕の愛しいタナトス

僕を殺す時

死は愛に染まるんだよ

僕と君は愛に染まる