眩しいような闇に降る雨の中
君の孤独を抱きしめることが叶わなかった
僕の中に水が鳴り響くのは
君に恋したからだと思うことは
悪いことをしているようだったよ
終わらないさだめ来る日まで
あと少し泣いてね
無力な人
後ほんの少しだけ生きるの
僕らを縛るものなどない
真っ直ぐに見つけられたら
子供のような目線で
君は大人になってゆく
アスファルトを力強く踏みしめて
君は走る
現実と夢の間の道を
大きく深呼吸また
一緒に微笑い合える日が来る気がして
僕らは泳ぐよ
この空を
何もない空だけど
心地良い時があるんだ
小さな円の中
僕ら生きていた
「忘れないで」とゆう言葉が
切ないな
生きることは全ての孤独と
共鳴することだよ
そのわけを
人は生きてると何度も
死にたくなるよ
細い道をただ歩くだけは
とても淋しすぎるから
生きる喜びを知る為に
生まれて来たわけじゃないよ
生きる苦しみの先にあるものを
知る為に生まれて来たんだね
きっと、人は
大丈夫だと言いたい
全てに
怖れの小さな船に乗って
どこまでゆくのかを
見届けてると言いたい
木漏れ日のような笑顔を君にも
全てを知り尽くしたら
余裕で微笑んだり出来るのかな
わからないよ
ドアを開けるのは怖いんだ
僕は
(ゆこうよ)
(どこへ?)
空を忘れてしまってもいいかな
もう何も探さなくっていい
もう誰かを探さなくって良いよ
僕は何も出来ないまま
死ぬのかな
嫌いなものがなんだったか
忘れてしまえる日がきっと来るはずさ
そう信じたいから
僕は一人で死ぬわけじゃないよ
君も同じ
一度繋いだ手を二度と離さない
天国
こんな夢を見た。
自分は不治の病でもうすぐ死ぬことが決まっていた
久しぶりに学校へ行く途中
友達と出会い、並んで歩いている
私はヘッドフォンでクラシックを聴いていた
彼女はうるさいロックを聴いていた
私は彼女と何か違いを感じ
学校へ行くのをやめた
急に怖くなり
好きな少年を呼ぶ
座り込んでる私に少年は心配そうに駆けつける
泣きそうな顔で「大丈夫?」と何度も言っている
私の視界はおかしくなっていた
空には鳩の群れが集まり
私に飛び込んで来るように見える
私は怯えきって悲鳴をあげていた
少年は私を負ぶって走った
両側が田んぼや畑になっている狭い畦道を
私を負ぶりながら必死に走る
少年の過去の回想シーンが出てくる
「あの世ってあるんですか?」と誰かに聞いていた
場面は戻り私を負ぶって走りながら少年は叫んだ
「天国へゆこう!」
「一緒に天国へゆくんだ!」
私の心は落ち着き天国へ本当にゆけるような気がして
安心する
すると少年は倒れてしまう
仰向けに倒れている少年の上に乗り
「抱きしめて」と私は必死に求めている
こんな時、大人は子供になんて言ったらいい?
バトルロワイヤルで当時カットされたシーン。
DVDでエンドロールが終わって現れる最後のシーン。
このシーンがどうしても残る。
北野武の存在がかもし出す表情、姿そのものが、
とてつもなく切ない心情で出来ている、とても悲しくなる。
字幕「レクイエム 中川典子と担任キタノの見た夢」
河原で、アイスを頬張るキタノと典子
キタノ「いいのかよ。」
典子 「え?」
キタノ「こんなとこ見られたら、また便所に閉じ込め
られんだろ?」
典子 「(笑って)ああいうの順番だから・・・・」
キタノ「つまんねぇか、オレの授業」
典子 「(思わず)はい」
キタノ「なんだと・・・(笑って)
授業で教室入ってくだろ?
おまえらみんな同じに見えんだよ」
典子 「・・・・・・・・?」
キタノ「昔は殴ってるうち、だんだん違いがわかって可愛く
なったんだ」
典子 「・・・・・・・・」
キタノ「今はダメだ。生徒に刺されても怒っちゃいけ
なくて、逆に殴るとこっちがクビんなる。
いつまで経ってもおまえら何考えてんのかさっぱり
わかんなくてよ・・・」
典子 「・・・一つだけ教えちゃおうかな」
キタノ「なんだよ?」
典子 「やっぱやめよ」
キタノ「このヤロ」
典子 「(笑って)先生刺されたナイフね、実は
あたしの家の机の引き出しにしまってあるの」
キタノ「(呆然)」
典子 「拾った時はどうしようって困ったんだけど。
でも今じゃなぜか大切な宝物なんです」
キタノ「・・・・・・・」
典子 「秘密ですよ、二人だけの」
キタノ「・・・なあ、中川」
典子 「はい?」
キタノ「こんな時、大人は子供になんて言ったらいい?」
字幕 「こんな時、大人は子供になんて言ったらいい?」
こんな台詞を大人から言われたら、きっと子供は
絶望と希望を同時に手に入れるような気がした。
望む存在
仕事はなんとか順調でよかったです
昨日バスに乗る時、小学生が蝉の抜け殻を落として行った
拾ってあげられたらよかった
いつか神社の帰りに見つけた蝉の抜け殻は愛おしかった
あの子にとっての抜け殻も、どれだけ愛しいものだったかは
わからない
ただ拾って渡してあげることが私に出来ればよかった
私は誰も何も助けられない気がしている
自分の酷さを自分のものとして生きてゆく
開き直って余計に悪い人間となっている
もういいことも悪いことも諦めたいと思いました
もう戻りたいなんて思えない
ただこの生きてるとゆうことだけで
生きてる
ただそれだけで
待っているものがあるとすれば
それは、私に対する最期、死です
どうか許してください
夢がありました、かつては
でも今はもうこれだけで充分です
それ以上に望むことは、ただ家族の幸せです
それ以外にもう何も望めなかった
それ以外に望む余裕がない
いつかこの世界と縁を切って
私とゆう存在は消えるのです
初めて心から安らぎを感じて息をするように
僕の行方
いつの日からか
光が
光じゃなくなってきて
僕の全てから
大切なものを奪って行った
君は誰なの
僕の知らないこと知ってる
明るく生きてゆくなんて
出来るはずもなかったのに
僕にこれ以上のものを
望んだりはどうかしないで
揺れてる
いつも僕の何か
急いで
急がないで
まだ間に合うの?
本当は
考えられない
君の悲しい目が
僕を見つける
微笑んでもいるよう
眩しい空の中
一人死ぬ夢を見たよう
その時気付くんだ
まだ僕は生きてるってこと
やばいなあ
溶けたいのに
忘れてもくれなくて
心だけ置いてけぼり
青い人を見る
空の青さのよう
見蕩れさせて
静かに此の侭
夕暮れを待つ人
側に置いてください
私は蜉蝣と遊ぶ
探しに来て
蝉が死んで眩暈の秋は来る
僕は歩くことさえままならない
道端でも眠っていたい気持ち
喜びはいつも素直で
悲しみは美しく漂う
君と僕の間で
泣いて欲しいのに
いつも私が泣く番
なのは思い込み
舌鳴らしているよ
悲しみのとばり
悲しみから遠ざかったりしないで
私から悲しみだけは奪ったりしないで
喜びよりも必要なものです、私には
君にもう少しの悲しみを与えてください
君の事を死ぬまでずっと愛し続けてゆけるように
悲しみでしか生きてはゆけない私を
どうかもっと悲しませてください
昨日
昨日の夜は
姉と少しけんかになり
晩御飯食べずに睡眠薬を3錠飲み
黙って着替えて外に出て
こっちに来てから一人で初めて外に出ました。
チューハイとおにぎりひとつと携帯の充電器を買って
椎名林檎聴きながら路上の階段に座り
チューハイ飲んでおにぎり食べて
ネット喫茶に初めて行きました。
3時間ほどチャットやメールをして出ました。
とても雰囲気の良いところでした。
胃もたれが激しくなり歩いていると吐き気がひどくなり
座り込んだりしていました。
家にも帰りたくなかったし
一人で淋しくて
つい彼に公衆電話から電話してしまいました。
彼は運転中なのでまた携帯にかけなおすと言いました。
彼の声を聞いて涙が溢れ出て来て
泣きながらさっきも行った公園へ行き
ベンチで寝ていました。
側には川が流れていて
ベンチに寝っ転がると上に木の枝が近くにあり
とても癒されるところでした。
そこで彼と一時間ほど話しました。
たくさんたくさん泣きながらいろんなことを
話しました。
好きな人の話も全部しました。
ベンチに仰向けになると空に月が私を見ていました。
とても綺麗でした。
家の前に着くまでに電話してくれました。
あんな風に落ち着いてたくさん話できたのは久し振りでした。
帰るとお姉ちゃんに「なんや、その目は」と
言われました。
いっぱい泣き過ぎたので目がすごく腫れてました。
大切な人がたくさんいるから
私はまだ死ねないです。