悲しみは包まれる

音楽聴いてるとね

忘れられるんだよ

絶望

痛み



どこかへ飛んでってくれるみたいだ



ぼくはまだ生きててもいいのかな

泣いてほしくって

ぼくのために

ぼくは泣いてばかりで

ひとりで

いつもひとりで


そんなぼくを音楽は包み込むんだ

なんて温かいのか


きみはぼくに強くなってほしいとゆう

けど、強くなればそれは何か大切なもの
失ってゆくことでもあるんだよ

きみやきみの周りの人たちのように

なんてね、こんなぼくはだめなぼくだね

ごめんね

ぼくはただ悲しくてしかたない

ごめんね


でもぼくは立派な社会人になりたいわけでも

普通にちゃんと生きてゆきたいわけでもない

ただどれだけ耐えてぼくは生きられるか

どこまでゆけるのか

用意された道を歩くんじゃない

僕はただみんなに会いにゆく

僕の悲しみは誰かの悲しみ

みんなの悲しみを抱擁しにゆくんだよ

みんなの苦しみを抱擁しにゆこう

小さなスパイ


みちたの夢の中に入りたいな

ぼくもうさぎになって

一緒に広い野原を駆け回り走り回るんだ


でもぼくの夢の中にみちたは人間か何かに変身して入って来てる気がするんだ

みちたはなんかのスパイかも知れない

そうだ、甘い仕草でぼくの心を掴んでぼくのところに来たにはそうゆう理由かも知れない

ぼくを見張るため……!

ぼくが部屋にいない時はなんか変な宇宙人かなんかに変身してくつろいでるんだな……!

みちた、それでもぼくは君を愛してる

夢の中ですごく攻撃されてたとしても、ぼくはきみを離さないよ

きみは放せ!ってね

…ごめん

夏の午後

走る足音

眩い光へ

透明なまでも

夏の午後持て余す静寂

追って 追って 追って 追って

彷徨って さ迷って ゆこうよ

追いかけて 追いかけて 逃げるよ 走るよ


呼んでみて、ぼくの名を

そこから

声を振り絞って


忘れたことなんて一度もない

だいじにだいじにただ閉まっているだけ

ゆかないで





いつだって終わりのないものを胸に抱いて暮らしているんだ

微動だにしない想い

僕の中にいて

僕の中で生きて

逗子の海

初めて行った逗子の海、色んな感情目まぐるしく

嘆き喜びは波のごとく、夕日色染めの空と海美しく

夜の海にはやっぱり呼ばれていた、水平線の向こう

でも此処に留まる、まだこっちで遣り残したことがたくさん、たくさん

みんな愛おしいものばかり、残してはゆけないものばかり

僕の真ん丸レンズ映したもの、そこにいたんだ、そこにあったんだ、すべて




みんなみんな連れて来たい、みんなでまた馬鹿やるんだ

微笑ってんだ

見ててくれてる

絆、遠くで

ただ子供なんだよ 

          みんな

ただ孤独なんだよ



誰も責めないで
誰も攻めないで



会いたい気持ちはひとつ



その線が切れるまで
でもその糸は消えない


消えない


消えない


消えない


何したって、どこいたって


解けない


解けない


解けない


切れない


切れない


切れない