人を知ることは喜びなの
人を知ることは悲しいの
その涙は悪いものじゃない
その悲しみは決して悪いものじゃないから
そうだね
拒む思いもいつか消える日が来るね
よかった
愛せなくても
いいんだね
愛しても
いいんだね
一瞬の光
君が優しかったから、嬉しくて泣いた
でも不安は後から後から降ってくるものだから
その一瞬だけ持ち去って僕ら逃げようよ
眠ってしまおうよ、深く浅く
夢の中が時になんであんな楽しいのかって
僕らはそこへ逃げ込むからだ、きっと
僕らの光はとてつもなく儚いから
泥に埋まる前に、僕は君に投げるから
そしたらどこまでも逃げて逃げて
黒い幕が下ろされるその前に
希望なんてない
希望なんて僕ら何もないけど
ただ愛しいもの守りたくて
ただ繋がっていたいんだ
そんな毎日が過ぎてしまう
罪悪感胸に抱いて生きてゆけ
そとのせかい
http://img.blogs.yahoo.co.jp/ybi/1/e6/48/sirosorajp/folder/551779/img_551779_56616212_0?1220035283',1632,1216)">
ゴミを出しに、18日振りに外に出た
ドアを開けた瞬間、僕の目の中に鮮やかな田んぼの緑が飛び込んできた
もう稲が黄色い実をたくさんつけていた
階段を下りると道にはたくさん水溜まりができていた
ゴミを出したあと携帯を持って外に出た
写真をたくさん撮った
田んぼの近くを歩くと蛙が飛び跳ねてチャポンと田んぼに入った
雨が少し降ってきた
後ろで「おはようございます」と声がして振り返った
知らないおじさんが傘を差して歩いていて
僕も「おはようございます」とおじさんの後ろ姿に答えた
なめくじがたくさんいて、かたつむりを久しぶりに見た
ちっちゃいかたつむりもたくさんいた
「うわぁ~いっぱいいる」僕は子供に帰ったようだった
退屈で息苦しい部屋の中にいた僕には
外の世界はまるでおもちゃ箱だった
美しくて新鮮で喜びに満ち溢れていた
なんて、それはないよ、それはないね
だってカナブンは死んでいたよ
僕が踏んだかもしれない
つぶれたカナブンを見るのが怖くて
埋めてやることができんかった
子供帰り
あなたは本当は知っている
この腕から流れる血はやがて川となり
全てをも飲み込み、永遠の闇が訪れると
わたしは本当は知っている
何故流されぬように留まるのか、そのわけを
それは、子供の私が呼ぶから
子供の帰る場所を作っている
また、人は一人になりなさい
たくさん、たくさん泣いたらいい
人はたくさん、たくさん泣いたらいい
また、子供に帰りなさい
子供の帰る場所を作りなさい
私は呼ぶから
そしたら星の子守唄が聞こえよう
痛み止め
人を愛することってどうゆうことなのかな
何の為に?
気持ちの移り変わり激しすぎるよ
自分でコントロールしてるわけじゃないよ
僕でさえ自分は不思議な存在
君だってとても不思議な存在
君が必死にあきらめないで放とうとしてる光が
僕は嬉しかったから
僕もそうなりたかった
夜に降る静かな雨は向こうの世界と
繋いでくれるような優しさ
痛み止め飲んで泣いたら
少し落ち着けた
儚い安心感にくるまれて
眠くなって
雨の音だけ血液の中に流れ込んでゆく
君だって一人だった
僕が君を一人にした
みんなの痛み止めどこにあるの
金色の檻
いつのまにかうつ伏せに寝てる時しか安心できなくなったよ
君がいない部屋が当たり前になって
君がいない部屋はまるで檻のようだ
外の光はここへは入ってこない
僕の中へは入ってきてくれない
でも僕はわかってる、君と二人の部屋も檻のようだった
ただ一人の檻は灰色で、二人の檻は金色だった
君に逢いたい、悪い君だけど、逢いたい
いつも想ってる、子供が母親を想うように
君に逢いたい、悪い僕だけど、逢いたい
僕は手のつけようのない呆れた子供
君を愛しい気持も憎しみも全部今は一人で静めてるんだよ
頭撫でられたいからいい子になる子供に僕だってなれたらよかった
僕はまともじゃない
君みたいにまともじゃない
君もまともじゃない
早く金色の檻へ戻りたい
時間と記憶
君の生まれたときの空は何色?
ぼくら同じもの追いかけてるよ
みんなの未来が今はただ眠っているんだ
静かな寝息は誰のもの?
君を落としたぼくがひとりでいるわけは
誰もがひとりなわけは
わかるんだ、いつか
闇から生まれた星だから死んだらまた闇に帰るの?
そこは淋しくないの
ぼくもそこで眠れるといいな
一緒にみんなと、一緒に眠りたいから
だからぼくは宇宙の子だね
君も宇宙の子だね
ぼくら真っ暗な闇から生まれたんだから
闇をおそれることなかったんだね
すべて許せるときが再会のときなのかな
再生
停止
巻き戻し
時間と記憶をそうしている
ぼくら忘れたくないものがあるからそうしている
ともだち
鳥がないてる
鳥とあそんでる
君は鳥とともだちなの?
いいな、僕はともだちいない
僕とともだちになってくれるの?
うれしいな
じゃあ僕は君に会いに来てもいいの?
僕といっしょにあそんでくれるの?
うれしいな
ありがとう
君の手はとってもあったかいね
僕の手はとっても冷たいけれど
僕にとって君はよろこび
ずっと一緒にいられますように
そう神さまにおねがいしたんだ
でも寒い冬が来て、君は僕が話しかけても返事をしなくなった
どうしてなのか僕はわからなかった
たくさんの鳥たちが君を空へ連れてった
僕はまたひとりになった
僕はそれからずっと泣いていた
僕は君とはじめて会った場所へ行った
君はそこにいた
鳥と楽しそうにあそんでた
僕は君の名前を呼んだけど
君には聞こえなかった
僕の姿も君には見えなかった
でも一羽の小鳥が僕の肩に止まった
そのとき君は僕を見てほほえんだ
いっせいに鳥たちが羽ばたいて
君もまた消えてしまった
ともだち
ずっと
君は僕のよろこび
懐かしい声
きみは
かなしいの?
どうしたの?
どこへゆくの?
まって
まって
すきなひと?
そんなひといたっけ
どこだろう
てんごくみたいだな
あれ、あのむこうにあるの
なんだろう
たいせつなひと?
そんなひとがいたのかな
あのむこうにあるのみにゆきたいんだ
まってよ
きみはだれ?
まってよ
ぼくあのむこうにあるのなにかしりたいんだ
まってよ
なつかしいこえ
ぼくのなまえよんでる
まって
君が愛したのは
僕が愛したのは君の孤独
僕が愛したのは君の悲しみ
僕が愛した君の影が一人泣いているよ
僕は何もできない
君を愛したのは夢のお話
君が愛した僕の影が一人泣いているよ
君は何もできない
僕を愛したのは夢のお話
ただ二つの影が声もなく泣いていた
こんなの愛じゃないよ、こんなものいらない
僕らはそれを捨てた
すると影がそれを拾って僕らに渡すんだ
(これだけはしっかり持っておくんだよ)
どうして?こんなエゴの塊いるもんか
でも影は黙って何度拾っては僕らの心臓に何度もそれを入れた
君が愛したのは僕の断片
僕が愛したのはずっとずっと遠い君
君が悪魔だったとしても僕の中では
いつまでも優しいんだ、あったかい大きな手なんだ
僕はただ君の影を抱いて泣いてしまうよ
僕が悪魔だったとしてもきっと君の中では
いつまでも優しい僕がいて、あったかくて
夢のお話を続けようか
僕らは夢を見ていないと消えてしまいそうだよ
僕らから奪わないで、それだけは
もう泣かないでいいなら
もう悲しまないでいいなら
こんな世界とっくに消えてるんだ
もうとっくに僕の眼には映ってないんだ
僕の心にはまだ全てがはっきりと映る
怖いもの一つもないなんて嘘さ
僕は怖くてたまらなかった
闇は怖ろしく深い時がある
ひとり震えているんだ
でも闇はいつか消え去る
そしたらそこに小さく震えているんだ
それは僕が落としたもの
僕はそれを拾い上げた
狂っちまっても
気持ち確かめたり試したりそんなことしてもしかたないね
もうすべて間違った方向へゆくようだね
あんなひどいことされてもこんな好きなんて馬鹿なのかな
僕は狂っちまったのだろうか
そうだ僕は狂っちまったんだね
君もきっと狂っちまったんだね
みんな狂っちまったのさ、そうシロップも歌ってた
あの曲は清清しいから好きさ
そうだ僕は今リリィシュシュのすべての舞台の場所の近くに住んでるんだよ
あの念願の田園風景を僕は見に行けるんだ
あと鉄塔の場所とかたくさん近くにあるんだよ
君と一緒じゃないけれど
君は毎日仕事ばかりで僕のことなんて思い出しもしないだろう
魂だけでも君のそばにいさせてくれよ
僕は母親に捨てられた子供のようだ
狂っちまっても正常でも
君は君だね
僕は僕だね
そんなことは気にすることじゃないね
僕らを縛っているような頑丈な鎖は
どう足搔いても外れそうにないね
だって僕と君はすごく似ているんだ
離れたところで何も変わらないだろう
僕は夢の中へ逃げるよ
夢の中までも僕を苦しめるのはよしてくれ
でも幸せな夢なら一緒に見れるといいね
僕は待ってる
君も待ってる
ふたりで探しにゆこうか
僕ら、喜びも悲しみも自分のものだけど
でもそれは僕らのものでもあるんだよ
それが何故か君もわかるよね
わかってほしい、もっと
僕も、もっと
つづきの夢
時間をかけて作りあげてきたよ
それが何か、それだけが救いになるから
逃げたいときは逃げていいよ
耐えたいときは耐えようね
そしたら何か気付くかもしれない
時間は止まったようで影を見せるけど
想い出だけじゃ生きてゆけないよ
耐えられなくても生きてゆかなくちゃならないなら
僕は生きるよ
何もない空がただあるだけだとしても
その中で僕は生きなくちゃならないんだから
もうどうしたって生きなくっちゃならないんだから
僕はこうしてここにいるだけだから
ただこうして僕はひとり存在してる
また、会えるね
続きの夢
まだ続いてる
それは永遠のようなんだ
なのにとても儚いんだ