ぬかるみ

暗い食卓には御馳走が並んでいた

僕は「暗いところで食べるのも好きなんだ」と言った




草は緑に光る晴れた空の下、湿原の上を歩いていた

足を前に出すと気持ち良くも不安げにぬかるんだ地は僕を受け入れた

泥はとても柔らかく冷たい

日に照らされても、この場所は影を好んでいるみたい

細すぎる体の鶴か鷺のような鳥が何羽かいて、近づくと、少し遠ざかる

僕は両手に透明な青く綺麗な巨峰のような実を持って柔らかいそれをゆっくり握り潰した

青い水が僕に飛んだ



目が覚めて現実は夢より色褪せていると知った

君が今日も消えてなけりゃいいな


歌詞をぱくって来てしまった・・・



   ゆらめきIN THE AIR  ゆらゆらIN THE AIR

   
   何度もおんなじ話をしてる さっきとおんなじ
   夕暮れはやってこない 夕暮れはやってこない

   ボクらのみつけた 偶然の空
   夕暮れがやってこない 夕暮れがやってこない
   Ah- やってこない

   僕らは2人で手をつないで ずっとずっと歩いていった
   僕らは2人で手をつないで 時には甘い夢を見た
   夜には2人で手をつないで とってもたくさんサヨナラを言った

   目をつぶってあなたを思い出せば
   僕の知らない 知らない 君がいた

   とっても気持ちのいい朝だったら 君の暗い夜は消える
   とってもステキな朝だったら Ah-

   君が今日も消えてなけりゃいいな
   また今日も消えてなけりゃいいな
   君が今日も消えてなけりゃいいな
   また今日も消えてなけりゃいいな
   IN THE AIR  IN THE AIR

   ゆらめきIN THE AIR  ゆらゆらIN THE AIR






この曲は最後のシングルで、聴くと悲しくなる



今日は僕の大好きな人が最後に日記を記した日

僕は眠りたくない

濃いコーヒー飲んで君のことずっと想ってる

でも眠れたなら夢の中で、手を繋いでいたい

サトちゃん



これ初めて見た

テレビで放映されてたやつかな

しゃべってる貴重なサトちゃん見れてすごい嬉しい

サトちゃんがプロレス好きなん知らんかった(笑)

今年で10年経つんか

私が17歳の春、サトちゃんいなくなってすぐ後に

お兄ちゃんが聴かせてくれたNeo Yankee's Holiday

すぐに大好きになった

もっと早く聴いておけばよかったと、どれだけ後悔したことだろう

それから夏の間までずっとフィッシュマンズ毎日聴いて泣いてた

悔しくって悲しくって、ゆらゆら水槽の中泳ぐ金魚だけが友達だった頃

そんな夏だった

何年経ってもフィッシュマンズは私の中で特別で

サトちゃんはいつでも私の中にいる、いつもすぐ傍にいる

大切で愛しくてたまらない存在だ



驚きと感謝込めて、僕らもだよ!サトちゃん!

守り  

久しぶりに少し気力が出て みんなの日記読みに行けて嬉しかった

2時間ちょっとしか寝てないけど眠くない

いろんなことを考える

今はとても落ち着いている

少し人から必要とされただけでこんなにも心が安定する

とても単純なんだ

みんなよく似てるから好き

人間 生き物 自然 すべてなんか似てるから好きなんだと思う

元は一つの何かだったのかなぁ

そうだと嬉しいな

一人は独りじゃないから

一つは独りじゃない

何があってもすべて守られてる気がする僕は

守りをみんなで実感できる日が来ると信じてます

その中

誰も悲しませないのなら

僕はもうとっくに死んでるんだろうか

そうかもしれない

蝉が鳴いても、何があろうと、季節感を全く感じない

僕はもうとっくに死んでるんだ

もうすぐ僕は本当に死ぬけれど

今も死んでいるから、ずっと死の中、それは

温かい、この世の何よりも

優しい、僕を解放して安心させるもの

悲しい、生きている者すべて

寂しい、失う前からずっと

愛しい、それだけ離さずして、おまえまだいるんだな

どこにもいないことは幻で

後をついてきて、いるんだ

その中で、どこより澄んだその中で

ぼくからはなれてく

いな       あ                く        なりたい


ぼくは          



なにもかも                            わすれて
             









好きな人はだれでもなくて    

僕の中だけに住んでいて

僕が君を水の中から掬うと

君は笑ってるんだ

その笑顔

悲しみの中で笑ってた

腕を切った日も

僕が泥の中から君を掬うと

笑ってた

笑ってた

死にたい気持ちで笑ってた

他に何もすることない

それは僕が決めたから

あんたらに何言われる筋合いないよ

ほおっといてくれ

僕以外の人間はみんな僕から離れてゆけばいいのさ

僕には僕がいるから

僕を抱いて今日だって眠れるんだよ

いつも さよなら だよ

僕は変わりないです

僕はずっとこのままがいい

明かりを灯しに

死んでしまおうよ

さみしい君が僕にそう言うんだ

君を愛してくれる人はお父さんとお母さんだけで

こっちの世界には、もう誰一人いないんだ

孤独が僕を食べた、僕は食べられて、光を浴びることができなくなった

歩いてた、それでも、死ぬまで歩いてた、体はもうボロボロだった

そんな君の部屋に明かりを灯しにゆく人は誰だったんだろう

僕は願ってた、君の小さな部屋に優しい明かりが灯る日のことを

何もせず揺らいでいた、あとは、何も考えちゃいなかった

空腹のおなかに頭痛薬がキシキシ痛む、それが少し嬉しいなんて

君のことを考えていた、悲しい日には

優しくて純粋で、傷はとても深くて、やっぱり君のことが大好きだな

僕が生まれてきたこと

つまらないことで崩れて薬飲んで寝ると余計つらかったあの薬はほんとに僕には向いてない

寝すぎてしまう、僕に子供ができた、本当に可愛い僕の子供は、僕の子供だけは

酒飲んでもう死ねたらいいのにな、なんで生きてゆく意味を誰もくれないんだろう

りんがは本当に可愛い、僕の子供だけは僕が守る、僕のことは誰も守らなくていい

性欲は死ねばいいのにと思うよ、いつもね、みんながそれできっと不幸にもなった

僕が生まれてきて、喜んでくれた人がいた、心の底から、それは僕の親です

僕もうれしかった、嬉しかった、嬉しかったよ、お母さんとお父さんの子供で僕は

でもいつしか深い霧の森の中の様に何も見えない寒い場所で迷ってしまった何故なんだろう

望んでいたわけじゃない?誰がそれをわかる?僕は知らないです、貴方の考えなど僕何も

僕の愛しさは世界の愛しさだ、僕の悲しみは世界の悲しみだ、いつもそうやって逃げてきた

僕はきっと救われた、ここに生まれてきて、僕の魂がそう確信してるのがよくわかるんだ

だから、あと僕は、あとひとつ必要にしたいものは、君なんだ、まだ知らない君なんだ