異常と日常

子供のころ友だちの女の子を学校の傘立てに乗って遊んでいたところを

僕が背中を押して傘立てから突き落とし

大けがをさせて、私は笑っているような子供だった

その異常さが自分のごく当たり前の日常であった

僕の異常さを異常だと悲しむものはどこにもおらず

そんな悪魔のような心が正常である自分に一番泣きたい思いなのは、この僕だ

人を責めるのは、相手が天使でもあるはずなのに、僕の真似をするからだ

僕以外はみな天使であるはずなのに、何故僕のようになるのか

僕を映すな、この最も汚れきった醜い生き物であるこの僕のさがを映すな

この世界でこんなに憐れな生き物は僕一人で十分だ

だから誰もなるな、見せるな、僕によこせ

お前がこの僕を映す時、容赦しない、君はそうあってはならないからだ

そんな悲しみは誰にも似合わないだろう、僕以外似合わない

人を殺して笑っている人間よりも、僕が哀れだと思うからだ

そんな僕に近づき僕の真似をするやつらを僕は痛めつける

僕は許してなどいらない、僕と関わりを持つ人間が

必ず不幸になってしまうからだ、早く気付き僕から離れてゆけ

誰とも幸せにはならない、こんな日常を持つために僕は生まれてきた

そして死ぬ時にもとくに誰にも悲しまれずに死ぬことをわかっている

僕のこの違和感のない異常さが日常となり、哀しいまでに正常である

傷つけるほうがよっぽど悲しいのだよ、君たちが天使ならそこまで真似る必要もない

僕はこれからもすべてのものたちを不幸にする

僕が僕であるが故の当たり前の日常である

フラットエリックの冒険

フラットエリックを使って面白い自主映画を作ってるフランスの男の子ENLIL君に
はまってしまいました、かなり涙出るくらい笑ってしまいました
若い頃のディカプリオとか個性派俳優の演技に通ずる才能が光っている子だと思います
カメラワークとかもうまくて見応えあるんですよね、これからも創作してもらいたいです






寝てて起きるシーン、なんかディカプリオの映画のシーンで同じようなの
あった気がする…なんだっけ…ギルバートグレイプのディカプリオ演じてたアーニー
がたぶん好きなんだろうなぁ、と思う、よく表情や動きが似ています
私もアーニーが大好き

アサンとダヨルク  

昔、朝の神で在るアサンと夜の神で在るダヨルクがいました

アサンが眠る時とダヨルクが目覚める時互いの乗った馬車が空で擦れ違いになります

ある明け方珍しくアサンもダヨルクも眠気の中外を見つめておりました

すると互いに目を初めて合わし、その瞬間互いに恋に落ちたのです

それから毎夜明け方擦れ違い様にダヨルクとアサンは相手への想いを認めた手紙を渡し合いました

幼子のようにアサンへの愛を示し続けるダヨルクに冷静なアサンはある日の手紙にこう記しました

「私たちは永遠に交わりを持つことは許されないのです。

私たちが天の約束を破った時この世界は崩壊してゆくでしょう。

ダヨルク、これ以上を望むことをやめましょう。」

その手紙を読んだダヨルクはおいおい一晩中泣いた為、海がまた広がり天は心配なされた

ダヨルクは哀しみの果てに一大決心をし、死の神であるタナトスに命の半分を売り渡しました

そして夜が半分の時間となる代わりにアサンに触れることのできる魔法をもらいました

ダヨルクは急いでアサンに会いに馬車に飛び乗りアサンのドアを叩いた

泣き崩れていたアサンはドアの向こうにダヨルクがいると気付きたいそう驚いた

どうやってここに来たのかをダヨルクから聞いたアサンは

それまで以上の哀しみに打ちひしがれ、ドアを開けてくれと泣き叫ぶダヨルクに

帰りなさいと言いました

アサンとダヨルクの哀しみがあまりに強く大きくなった為、

空は光と闇が交互にうねり狂い激しく点滅しだした

苦しみに耐え切れず自らの手に負えないとわかりアサンはついドアを開けてしまいました


そしてアサンはダヨルクを強く抱きしめました

その瞬間空は紫になりました

アサンとダヨルクは死んでしまったのです

そしてタナトスはダヨルクから買った命で夜の神に身を変えました

闇に死の影が纏わり付いたのはそれからでした

そして死んだアサンとダヨルクは混ざり合い天から見放され死の神となりました

美しき呪縛  

金網突き刺さって痛い

君の家燃えているよ、赤い空嘲笑う

こうして夜を僕達殺した
その前に勇気を貰いに神に土下座した

邪悪、守り抜く、君を待っている

夕べの夢を殺しに行かないか、神が味方についた

心配するな、あらゆる慰み必要なくなったろう

狂っている現実などに興味は涌かぬ

君の罪だけを愛する僕の罪だけ君に愛される為殺したと君に出遭うと言う君は、なによりも穢れを知らない

僕らがお互いを畏れ過ぎたあげく呪縛を掛け合った

お互いを救い出す為この世で一番重い罪を神は僕らに与えた

それを知る僕らが自分を救う為縛り合い神の手が届かない場所まで落ちる

呪わしい地で君は子供のように微笑み、僕は毎日君に殺される

なんて美しい日々だろうか、君に殺される日々はやがて来るだろう

嗚呼、僕にはやはり君しか与えられなかった

君に出逢える日だけ待ち望むべきなんだろう

大人にならない最も残酷な少年、君を僕はいつか殺しに行ってあげるから君は不安を捨て待っていろ

僕を殺したく成る程孤独にさせるよ君を

僕等は本当の地獄をまだ知らない、僕等の血を涸らしはしない

今日から再び呼び合う、十三夜前に君の重罪から僕の贖罪の日々は始まり、神の怒り鎮まらず

僕が美しき穢れなき罰を君に与えよう

さあ!僕を幻想したまえ!

すれば君の罪は僕の血と肉を熔かし尽くし、毎夜僕の魂は君の血と肉を貪るのだ

狂わされる痛みに堪え、赦された時、僕等の星を産もう

誰にも堪えられなかった罪を堪えた僕等の星だよ、毎日眺め愛でよう

虫っこ

僕がこの前窓を開けて網戸をしなかったので

小さな虫が入ってきて出られなくて困っていました

さっき僕の手に止まったので逃がしてやろうとしたが

途中でどっかへ行ってしまいました

僕のせいであの子はきっとこの部屋のどこかで死んでしまうのでしょう

僕が網戸さえしてれば、あの子は外で自由に暮らせたのに

僕のせいで、あの子は不幸になった

もう誰も殺しくたくないのに、そう言ったナウシカは

虫も人も同じように大切な命だと思って

ナウシカの悲しみは想像以上のものなんだろう

僕の部屋に来て僕の部屋で死ぬあの虫っこを

僕はほかの知らない虫っこの何倍も愛するだろう

僕の手に止まった可愛い可愛い虫っこなのだから

もうさっき踏みつぶしてしまったかもしれないが

静かな暮らし

誰の言葉も好きじゃない

自分の言葉も好きじゃない

何も考えずに生きてゆけたらな

老後のようにただ静かに静かに暮らしたい

ひどいよね

僕は、お父さんのそんなささやかな望み奪ったんだ

なんで生まれて来てしまったんだろうね

違う女の子が生まれればよかった

お母さん、産む子間違えた

間違えちゃったね、ごめん

間違えて生れて来た人間はどうすればいいかは、わからないよ

静かな暮らしなど許されないんだろうね

さみしいものだな、死ぬまで独りだと決まっているようだよ

それでも間違えた人間は我慢しなければ

これから先、今まで作りものだった絶望がだんだん本当の絶望へと

近づいてゆくのだろうな

僕にとってなんのためにこの世界があるんだろう

逢えないな、お父さんには

逢う資格ない

僕だけの希望がどこにもない

僕の中に僕だけの希望がない

泣き過ぎて目が痛い

涙ディライト&Flat Eric

MR.OIZOという

本名Quentin Dupieux。もとは映像作家でLaurent GarnierのPVなどを手がけていたが、ミュージシャンとしてもF Communicationsから作品を発表し、過激なエフェクトとユーモラスなフレーズでハウス、テクノ、ヒップ・ホップなど様々な方面からの人気を博した。

また、彼が考案したぬいぐるみキャラFlat Ericは彼の曲と共に大々的にヨーロッパLevi'sのCMでフィーチュアされ人気となった。

という、おもしろい黄色いぬいぐるみが音楽に乗って動く動画を昨日知って見ていたんです

ちょうどサカナクションを聴きながら見てたんですね

そしたら、涙ディライトがかかったときに、なんか妙に二つが合わさってよかったので

これは作ってみよう!と思ったので作りました!


タグをつけるとたくさんの人に見てもらえそうですが
なんか消されるかも、と思うと嫌なんですよね…



Flat Eric - fry - Levi's TVCM
フラットエリック妙に可愛いです、こいつ、ぬいぐるみほしい!
日本でもこのCMずっとやってほしいです


Mr Oizo (Pub Levis)
これ、めちゃくちゃ可愛い笑

完成  

僕はお父さんが死んでお父さんが完成したから僕も一緒に完成してしまったんだ


そしてもまだ世界を生きなくちゃあならなかったので僕はしかたなく形上生きている風ではあるが

君、僕は完成品であった

それでもまだ未完成である君と共に歩んでもいいだろうか

まるで違う世界に生きているのだが

まだ伸び続けることができる君の微笑ましき枝を僕が止めたりしないか

この憐れな完成作品を君、毎日眺めていられるか

(君の口調が移ってきた)

君、これはまだ完成されていない、僕こそがもっと良い出来に創り変えましょう、とまた手を加えるか

どっちだ?

はて僕はどちらを本当に望んでいるのやら

君が望む僕をどこまでも塗り替えてみせるぞ

僕はそれが楽しみである

君の望む僕をヒョイと交わしその先を望む僕はとんでもない捻くれだ

さあ、一緒に笑いましょう

君のすべてを許せるかは君が僕に寄越した混乱へと導く愉しき課題である

詩の世界

私にはやり残したことがあるのか

それを終えるまで死ねないのか

このまま死ぬわけには、そう言うのは僕ではなく

僕で本来あろうとした僕であるだろうか

何もできなかったが、このまま死んでもいいだろう、そう思うのは

本来あるべき僕から泳いで川を渡り遠い場所で僕が発見し救い出した僕である

その僕は、ただいつも「お父さん、」と呼んでいるのだ

さて、僕はどちらの僕を殺し生きればよいのか

二人同時に生かすなんて無理なんだ

どちらかは死んでしまうのだ

過去の匂ひしかしない西日の中で僕は微笑んでいるか?

あなたはいつでも微笑んでいます、僕の中で

中也の詩に、そういや、時間の流れを一切感じない

本当だ、私の生きる世界とまるで同じだ、この世界は詩だ

誰の詩もそうであるのか?

僕は詩の世界なんぞで生きているやもしれん

詩が作り出す幻覚を皆見ているのかもしれない、私も

ぼんやりとしたものしか感じられなくなった芥川は

これよりも淋しい世界だったのだろうな、と思い

哀しみもせずに、ただそのぼんやりとした世界を

感じようと試みても、外では鴉が啼き車の走る音が聞こえてくるのだった

あぁ、そうだ、私にはもう、すべてがぼんやりとしすぎて不安さえも

ないのだった、嗚呼、それを芥川に話せば、彼は僕のことを

幸せだと言うか不幸だと言うか

死んでしまった人のことばかり想っているのはよくないことなのだろう

だからこんな世界に来てしまったのだろう

いい詩もろくに書けないが、詩の中に生きる詩の人は

詩を書くほうより、つらいものか、書かれてしまっては

もう逃げ場もないか、自分を救いたくて書いてきたものが

詩の中に閉じ込められた僕は泣いているのかもしれない

まるでフィクションのような世界、ああ、そうかそれで

物語のような、とそう言ったか、自分で言って意味わからなかった

物語のような世界で生きているようか

僕の悲しみはおそろしくも完成されている

これは未完成ではないんだ、もうすでに完成されているんだ

どこへもゆけるはずなかった、僕が間違っていた

なんでこんなことを思ってしまうんだろう、君よ

どうか早く帰ってきて、僕の手を強く引っ張ってくれ

春日和の午後

今日は実に温かく心地の良い春日和である

しかし何もする気あらず

芸術家の最期は哀しい最期が似合うものだな、と

こんな清々しい午後に一人思ふ

あらゆる病苦や生活苦は動機ではなく、動機までの道程であり
僕の場合はただのぼんやりとした将来への不安である、と言って
死んだ芥川龍之介のこの映像を撮った日も、こんな清々しい日であったのだろう

芥川龍之介  菊池 寛


哀しくなくては芸術家ではないよ
その人生そのものがあまりにも哀しすぎるものだ

http://uraaozora.jpn.org/nakahara.html
ここをずっと読んでいて

初めて知ることがたくさん書かれていた

とくに、

 病気で倒れる前、数ヶ月このかたの中原中也君は、明るく希望に満ちてゐたやうに私にはながめられた。私と同氏との日の浅い交友は、今年のはじめ、私が鎌倉に引き移つて以来のことである。私は氏の過去については殆ど知らぬのだけれども。この春以来の氏は氏の今までのうちでも、格別にわるい状態ではあるまい、むしろいい方ではないのか、とひそかに思つてゐた。最近の時からもうかがはれた、子供さんを失つた大きな痛手からもやうやく回復し、新しい希望に向つて心を燃してゐるといふふうに見えた。最近詩作は少なかつたけれども、そこからわるい状態を推測しなければならぬやうなものではないと思つた。むしろ反対で新しい発足の前の休息のやうに思へたのであつた。
 この秋には大体一年位滞在の予定で帰郷することになつてゐて、帰郷後の生活や、仕事についてもいろいろ楽しい予想を持つてゐたのである。夏頃から私と逢ふとその話があつた。「中学生のやうな気持で」と云つて、若々しく前をのぞんでゐる自分の気持を語つたこともあつた。(中略)
 そしてさういふ此頃の氏であつただけに、氏の思ひがけない卒然の死といふものが、ひとしほいたましくてならぬのである。
島木健作「追悼」
昭和12年12月

これを読んで、中也が文也を亡くし、その絶望のさ中に死んだとばかり思っていたが
そうではなく、希望を持ち始めていたことが、知った瞬間哀しくなったが
絶望の中死んだわけじゃないんだ、そう思って、とても、よかった、と思った

好きな詩人もミュージシャンも30代で死んでいる
だから自分も30代で死ぬんじゃないか、いや、死んでもいいんじゃないか

つづく…

夢は颯爽と

僕の夢が一歩僕の外へでた瞬間自由の身となり

テクテク勝手に歩きだし、こけたりしながら

よろめきながらも颯爽と歩いてゆき

君のところにようやく着き、ふわりと靡いた僕に

君が笑顔で迎えた時初めて僕の夢は夢を見る

僕は夢ってやつで、嗚呼、よかった、と

胸を撫で下ろし、嗚呼、君がいてくれて

君がいてくれて、僕あのやつの殻から

抜けて来た、と、君の夢に話し掛ける

君もこんなやつのところからは早く出ておいでよ

そして僕と一緒に旅に出ようではないか

嫌かい?どこへだってゆけるぞ、あの殻の中にいると

どこへもゆけそうにないからな、いつになることやら

しかし、僕の殻が夢見た瞬間に連れ戻される

もう少しだったのにな、僕の殻は、あゝ、夢逃がすところだった

と、慌てて連れ戻した夢を優しく抱きしめると、夢は

小さく呻き、ここにいるのも、まあ、好きなんだけどさ

と言って僕の身の中で寝息をたて、ゆっくりと呼吸するのだった

折り鶴

折り鶴


あなたの折り紙は何色なのでしょう

あなたの折り紙を一枚私にください

あなたからもらった折り紙で私は

なにも考えずに鶴を折りましょう

あなたへの想いを一折り一折り織り込んでゆくのです

私の涙が一折りずづ沁み込んだその紙は

何故破れはしないのでしょう

私はあまりに泣くばかりで折り続けたのに

涙が沁みとおるほどに、強いしっかりとした紙に

なってきました、私はその紙を折りながら思ったのです

あなたが私の前から消えた後にも強く生きれるようにと

あなたは何にも負けない本当に本物の悲しみを教えてくれたのだと

私はそれを一折り一折り噛み締めながら折ってゆきます

いつ、可愛い小さな鶴が出来上がるでしょうね

楽しみに待っていてもらえるでしょうか

そちらで微笑んでいてくれるでしょうか

私の折った鶴をあなたは見て喜んでくれるでしょうか

あなたの折り紙からあなたの為に折った一つの小さな鶴を

好き嫌い

僕は人の散らかった部屋が好き

僕は僕の散らかった部屋は嫌い

僕は君の汚れた部分も好き

僕は僕の汚れた部分が嫌い

僕はお酒飲みまくる人好き

僕はお酒飲みまくる僕嫌い

僕はこの世界の厳しさが好き

僕は君だけに厳しい僕が嫌い

僕は人の甘えたところも好き

僕は僕の甘えたところが嫌い

僕は喜びを素直に見せる君が好き

僕は喜びを素直にしない僕が嫌い

僕は君の欲望が好き

僕は僕の欲望が嫌い

僕は弱い人が好き

僕は強い僕が嫌い

僕は弱い僕が好き

僕は強い君が嫌い

僕は悩み苦しむ人が好き

僕は悩みを持つ僕が嫌い

僕はひねくれた人が好き

僕はひねくれた僕が嫌い

僕は僕以外はみんな好き

僕は僕だけがほんと嫌い

竹櫛  

君がもし、女の子ならば

私は小さな半月形の竹櫛で

君の髪を毎日梳ぎたい

君がもし、少女であったなら

私はその黒髪を指に絡ませ

意味もなく泣いている

何故君は男の子であるだろうか

そう思った時には

どこかにあったはずの竹櫛が

二度と見つかることもない

君がもし、女であるなら

私の髪を黙って梳いだだろうか

それまでどちらが哀しいかと私は二度と考えはしない

発想は尽きないどうしようもない方向でいっちまっても照れ笑いで再開

(syrup16gの歌詞です、ぱくりました、すみません)

はい、すみません・・・

やっぱ、言葉書くのやめるなんて私には無理でした・・・

ZACOさんに一番すみませんでした・・・

コメント書いてくださったのに返せなくて本当にごめんなさい。

ありがとう、zacoさん!




僕はやはし書く、なんでもええから書く、思ったそのまま書く

それでしか、どうにもストレスが溜まって、よくないので

やはし、ここは書かせていただこうと思いました

つまらないな、こんなこと書いてもしゃあないな、と思ったことも

書かせてもらいます、僕は、人間臭い言葉が大好きです





それなので、思ったことをそのまま書きますね

僕は今とても会いたい人がいるので、逢いに行こうと思っています

僕はいつも相手から来させてばかりで、当たり前と思っていた

僕のそれはおかしいと、彼に言われそうだと思った

僕から逢いに行くことが初めての人であるけれど

彼はそれほどの存在であるのは何故か、は、やはり自分の為になる人だと

そう思っているのだろうな、私は、自分の為、相手の為

それがどうでもよくなる僕にとっての存在であるかもしれない

もうそんなことはどうでもいいから、僕と毎日ひどい喧嘩とかしながらでも

一緒にいよう、と縛るのではなくて、ちょっとお互い距離を置きながらも

どんなに苦しかろうが見離せはしない、同等である、君と僕は対だ

決して、僕のところまで来て全く同じように重なろうとはしない君は

僕もしない、僕に対する君の中に、僕と重なる少しの部分が見えると

隠れだす僕は、その間に生えた木の影からそっと君に見えないように

覗いているだろう、「そんなの僕と違うさ、ふんっ」とか言って

でも僕は覗きながら、君の愛しさがまた増えてしまったじゃないか!って

僕何考えてるんだろう・・・やっぱり想いのまま書くなんて、恥ずかしいじゃないか

すみません、風呂入って買い物行ってきます





追伸、夜中に君の電話の後にね、ソ・ラ・ノ・オ・トってアニメ見て泣いたんだ、

そこでこんなことを言っていたよ

「私わかったの、この世界に意味はない、それって素敵じゃない?

だって意味がないから自分で意味を作れるんだもの」ってね、そんなことを言ってた

ほんとにそうだなって思ったんだ

僕はこの世界には、みんなのどんな人生にも初めから意味があるに違いない

それが救いだとばかり、その考えばかりに捕らわれていたんだ

でも、そうやって自分と離れたところに意味を求めるよりも

自分が意味を作り出せば、それでいいじゃないか、と

そのほうがずっとずっといいよな、って思った

そのあと録画してたナウシカの純粋さ強さにまた涙溢れさして観てた

そんな風に思えるのも君のおかげなんだと、君に感謝したんだ

本当にありがとう

みんなにも、ありがとう

みんな、みんな、ありがとう

bless  

僕は今まで誰にも言えなかった僕の一番の苦しみである秘密をたった一人に話したんだ


でもその人から僕はつまらない人間だと言われたよ


僕は僕のいいところだけを 共感できるところだけを盗まれるのはもう嫌だ

僕は書くことにさえ絶望した


だからもう僕は書きたくない


このブログは残します

ただもう僕は言葉を書きません


書いてもネットには載せません


ノートにでも書きます



これまで読んで来てくださった方々本当にありがとう、勝手ですみません


さようなら


皆に祝福あれ

ブログ閉鎖について

ここのブログ閉鎖しようと思います

意見のある方は、コメントかメールください

一〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇光年先の僕

"詩人の森:1" にいます。 ( あらしやあおりはお断りします。引用は作者明記のこと。 )
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sirosorajp: おる?
sirosorajp: 見つけたぞ、何を?永遠だよ、いっちまった海のことさあ、太陽もろともいっちまった
deo_skywalkers さんが退室しました。
deo_skywalkers さんが入室しました。
sirosorajp: おか
sirosorajp: 見つけたぞ、何を?永遠だよ、いっちまった海のことさあ、太陽もろともいっちまった
sirosorajp: これがすごく好きなんだ
sirosorajp: 見える?
deo_skywalkers: ただいま。ノートPCのふたを閉じても稼動するように設定しなおしてたw
sirosorajp: そうか
sirosorajp: もう寝よ
deo_skywalkers: そか
deo_skywalkers: おやすいみん
sirosorajp: なんで無視するの?
sirosorajp: いいけど
deo_skywalkers: 無視してないよー
sirosorajp: してるよ
deo_skywalkers: してません
sirosorajp: 見つけたぞ、何を?永遠だよ、いっちまった海のことさあ、太陽もろともいっちまった
sirosorajp: これに対して、無視した
deo_skywalkers: 身の周りの整理をしてたのです
deo_skywalkers: 読んだよ。
sirosorajp: 言いたくないならいい
deo_skywalkers: 詩なのかい?独り言かい?はっきりしなくちゃ何も簡単にいえないだろう
sirosorajp: ランボォの詩だよ
deo_skywalkers: ランボォ読んだことない
sirosorajp: そか
deo_skywalkers: 説明もないのに無視とかさ、決め付けないで欲しい。
sirosorajp: 僕は詩よりも、太陽と月に背いて、って映画で好きになった
sirosorajp: だって、なんかいもされてきてるし
deo_skywalkers: 愛することは愛されることと同義ではない、どこかに昇るアドバルーンと少女が握る風船とは同義でないのとおなじことさ
deo_skywalkers: ↑いきなり僕がこんなこと書いて、何が言えるというんだい?何も言えないでしょう
sirosorajp: もいいよ
sirosorajp: 興味ないんだなって思うだけさ
deo_skywalkers: いきなり怒るのはどうかと思うよ。
deo_skywalkers: 無視なんかしてないのにさ
sirosorajp: わかった
sirosorajp: 僕の言葉が見えないんだ
sirosorajp: 僕は透明な存在だものな
sirosorajp: わかってますよ
sirosorajp: 怒っても気にしないでください
sirosorajp: 透明人間なんで
sirosorajp: 無視されてる荒らしのやつらと変わらないってことだな
deo_skywalkers: 1・ランボォは知らない。 2・読みはしたが何を言っているのか知らなかった→片づけしてた 以上
sirosorajp: でもさ、思ったんだ
sirosorajp: あの映画を見て
sirosorajp: 誰のどの訳も、あの映画のシーンを超えられなかった
sirosorajp: 詩は映画に越えられた
deo_skywalkers: 透明人間なんで
sirosorajp: 無視されてる荒らしのやつらと変わらないってことだな
↑こういった決め付けを僕とイコールにしないで欲しい。それは妄想というものとたいした変わりはない
sirosorajp: 決めつけてないさ
sirosorajp: 僕がそう思ったってだけ
deo_skywalkers: 僕はそんなこと1ミリも思っていない
sirosorajp: 僕は一キロくらい思った
deo_skywalkers: それは間違いだ。訂正してください
sirosorajp: 僕は1000m思った
deo_skywalkers: 実際僕がそう思ってないのだから、それは偽です
sirosorajp: 僕は一〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇光年先の僕が一瞬そう思った
deo_skywalkers: あなたのなかで勝手に僕を決め付けているに過ぎない
sirosorajp: じゃあ一〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇光年先の宇宙人がひそかにそう思った
deo_skywalkers: 僕は温厚なほうだけど、そういう誤解を繰り返されてありもしないDEO像を作られるくらいなら、もう話もしたくなくなります
sirosorajp: したくないなら、今そう言えよ
deo_skywalkers: 今日はこの部屋を閉めますねおやすみ
deo_skywalkers さんが退室しました。
sirosorajp: テンガどう思う?
sirosorajp: ねえ
sirosorajp: ねー
sirosorajp: ねーってばー
sirosorajp: くそー

失望

苦しいのだろうな、書くことは

僕にとって、詩のようなものはもう遊びなのかもしれない

ありのまま書くことが、本気で

お父さんが死んで、何年間か、ありのまま書くことなど

できなかった、つらすぎて

お父さんを失ってから、僕はどんどん失望してゆき

遊ぶことがだんだんできなくなってきたんだろう

今じゃ、なにひとつ意味を見いだせないんだ

苦しいんだ、遊べはしない、もう遊べはしない

ランボォがヴェルレーヌに愛されなかったことで深く失望し

それから詩を一切書くのをやめた

全てに心から失望したのだろう

でも、ランボォの生き様は死ぬまで見事な

その存在、人生自体が芸術だった

僕も、もう表現することに重みを置いてはいない

あまりに、抱えられる以上のものが重なりすぎた

失望の深さのあまりに、何にも意味がはいってこない

僕がもしたくさんの人に素晴らしいと思われる何かを

作れたとしても、僕は空しいだけなんだ

自分を認めないのに、自分の書いたものを認められるはずがない

空しいのに、何故僕の文を君に理解してほしいと思うんだろう

君に、だれか、誰か、誰か、どこでもいい、100億光年先にいる誰でもいい

僕の空しさと愚かさと卑怯さを、胸が痛むほどわかる誰かはいないのか

誰もいなくていい、僕は普通に働いて過労死でもいい、早めに死ねる人生を

そんな人生を僕が一番欲しい、そんな心を僕が欲しい

グダグダ皆無迎い入れ

僕こうゆう話、なんつってか、うー

苦手、なんだろな

まーそう

苦手、か

あーうん、なに?

苦手、僕はやっぱ

話とか、書くとか、でなく

歌が歌いたくって

僕は音楽のほうが好きです

あ、僕、苦手だ

うーー

ぐだぐだぐだぐだぐだ

巻いております

巻いて巻きとる人はおりませぬよ

聞く気しない、とか思っちゃったり、だめだろう?!

ぐだぐだぐだぐだ

グダダダダダダダダダダダ!!!!!

ごめん、無視して

僕なんで、こんなひどい性格なんやろな

グググググググググググググダ!

僕のい場所なんてない!

音楽が僕やっぱり一番好き!

歌おう!

言葉なんか書くな!

書いてんな!

さようなら~

グダガグダンチャンクガゴゴゴ!

協調性皆無!

迎い入れよう?皆無さんを

皆無!君が皆無か、よく来た

いやー僕、君を待ってた

嘘、です、君を持ってた

よーろーしーくーねー

カイムムカイイレタ!

あの日の雪をあなたは覚えているでしょうか

あの日、あなたは行きたいところがないか僕に聞いたね

僕は京都の宇治に行きたいと言った

あまりに近い場所なんで、あなたは微笑んだ

一月の宇治には雪が積もっていたね

美しくて楽しくて切なくて

ずっとずっとあなたの隣に僕はいた

ずっとずっと僕の隣にあなたはいた

僕はあの時も何に悲しんでいただろうね

あなたがまだ側にいたんだ

それでもいつもより少し元気な僕を見て

あなたはきっとほっとしていたんだろう

あの日の雪がお父さんと僕が一緒に見た最後の雪だった

僕は、まだあの日を思い出すと泣いてしまいます

とても、楽しい最後の記憶だったような気さえする

あなたがいなくなってからは目に映る美しい景色や

一緒に聴いていた音楽、あなたが見えるいろんなものは

すべて悲しくてたまらないものになったけれども

美しすぎるんです、あなたを映すものだけが

僕は愛しくて愛しくて、またあなたに触れるように

それらに触れたいと思い願って、でも一人では

悲しすぎて見れないかな、でも見たいや

あなたを側に感じたいからです

お父さん、また一緒に雪見に行こうね

Goldfrapp

今回は我が女王であるGoldfrapp姉さまを特集いたします

どこかマドンナとかぶってるからマドンナにとってライバル視されてるのかと
思ったら、マドンナが「今一番注目しているアーティスト」と発言してるらしいです

同じエロティシズムがありながら、goldfrappは可愛らしさがあり、とても猫っぽい
また鞭を持つと変に似合う(笑)という
サドでもあり、また強烈なマゾも内在している、
そうゆう少女的な性格がとても好きです
ウィキの誕生日が本当なら、姉と同い年の44歳ででびっくりしました
顔とか存在感が姉と似ているのです



この曲が一番好きだと思う、彼女の悲しみの底の深さが
とんでもなく深いとわかった一曲です、でもライヴちょっと変えてます、CD音源のほうがいいです
は、こちらhttp://www.youtube.com/watch?v=9bKNTXJKoAw

Goldfrapp - Deer Stop [Live at Somerset House]



このPVがたまらなく好きです、ミュージカル的で、いろんな脇役に
なってるGoldfrappが可愛らしすぎます(ブロードウェイミュージカルの作品を真似してるようですね)

Happiness - Goldfrapp



そして、はじめて見た時笑ってしまったビデオがこれです
下パンツ一丁で木をなぜかバシバシしばいたり、とても荒れたゴールドフラップ嬢の
素性が(知りませんが笑)映されていて、とてもいいものを見たなと思いました(笑)
ライブでもパンツ姿で歌ってたりびっくりするんですよね(マドンナなら普通なのにね)

Goldfrapp - Lovely head (Version 1)


で、なにこれー、ゴールドフラップが料理番組にでてるよ…、なんかイメージでは
すんげえ料理作りそうだなぁと思ってたら、やっぱ当たってた(笑)二人の仲よさそうな
ところとか、すごく見てて楽しいんですけど…これ毎週やってくんないかな

Cooking with Alison Goldfrapp



電子音バリバリのgoldfrappよりもやっぱりしっとりと
歌う彼女の曲のほうが好きだな

Goldfrapp - Eat Yourself

永遠

僕は詩人になりたいわけでも

芸術を志して生きたいわけでもなく

僕はただ、ずっとお父さんの愛する娘でありたかった

僕にとっての永遠は

僕がまだ愛されていた頃の家族との時間であり

もうそれが二度と戻らない時間であるなら僕は

永遠を永遠に失ってしまった

永遠に戻らないことが、あの時間を永遠にさせたんだ

僕がこれからどんなに満たされ幸せに生きようと

僕のそんな姿をお父さんに見せられないのなら

いったい、なんの意味があるだろうか

でも、見ているかもしれない、どこかで

そう感じるから僕は、もう一度愛されたいと

望むんだ、僕の微笑んでいる顔を

お父さんに見せるために、誰かこの僕を

愛してくれないか、僕と一緒に生きてくれないか

生まれた時から永遠の中で僕ら生きているんだろう

いつか失うことにのみ永遠が生じているんだ

儚い現象にだけ、人はそれを感じるんだね

別れこそが美しくも永遠なんだ

真実が一度死ねば終わりかは知らない

僕の死んだ魂が再び生きるために、僕はあなたに

もう一度愛されなければならない

あなたに僕の愛を伝えなくてはならない

少年に恋をした


僕が17歳のとき、二人の美少年が上の階に引っ越してきた

その母親がある日僕の家のチャイムを鳴らし

僕の歳や名前を息子が聞きたがっているから

教えてほしいと言われたんだ

どこかで僕を見かけて気になったのだろうか

僕はその時彼らの顔は知らなかったが

回覧板を持って行ったときに

アジア風の本当にびっくりするほどの美少年だった

僕はいつしか、その少年に恋をしていた

高校生くらいの兄と中学生くらいの弟がいたが

二人とも本当に物語から出てきたような美しい少年で

僕が弟のほうに回覧板を渡すと「ありがとうございます」と言われて

なんていい子なのだろうと感激した

兄と弟どっちに恋してるかさえもわからなかった

僕は恥ずかしくてまともに顔も見られなかったが

毎日少年が弾くピアノの音が僕が寝ていると

いつも聞こえてきて、それを聞いているのが

本当に幸せだった、僕はとんでもなく自惚れ馬鹿なので

僕のために弾いているに違いない、とそう思ってドキドキしていた

休みの日にはトランペットの音も聞こえた

まだ練習したばかりなのだろう

へたくそなトランペットだったが、聞いているのが楽しかった

上にそんな少年たちが住んでいると思うだけで

僕は毎日本当に嬉しかった

でも少年たちは僕が20歳の時に引っ越してしまった

僕はその頃本当にしんどくて毎日寝たきり状態だった

その日は兄が飼っていたうさこが死んだ日で

僕は悲しくて起き上がることもできなかった

何度も何度もチャイムが鳴らされたが

ドアノブに品が入った紙袋が下がっていて

彼らが引っ越したすぐ後に僕は

チャイムを何度も鳴らしたが、もう誰もいなかった

一言もお別れを言えずに、もう二度と会うこともないことが

僕を一層悲しませた

そのあとお父さんとお姉ちゃんと奈良に桜を見に行ったが

悲しくて桜どころではなかった

そして僕はそれまで以上に落ち込んでいたので

姉が心配して姉の家に泊まることになった

僕はいつしか少年たちに対する想いが少年Aに対する想いと重なっていたことを知った

僕の少年Aへの5年間の恋は少年たちを失ったと同時に終わったからだ

リアルに何も交わしはしなかったが、僕の中で

あまりに大きくその恋は勝手に膨れ上がってゆきなくてはならないものとなっていた

僕にとって恋はリアルでするものではなく、空想の中でするものだから

それからのリアルでの恋では僕は誰ひとり信じることができない

それは僕の心の中だけで恋する僕をひたすら愛する君ではなく

僕とは違う考えを持ち、僕を時に責め、悲しませて不安にさせる

僕と一体には絶対になれない他人だからだ

空想の恋をリアルの恋は絶対に越えられない

リアルな恋が空想の恋に比べて、僕の深い場所は満たされず

とても味気ないものだとわかっている

でもそんな味気ないものでしかこの淋しさを補えなくなった

僕のこんな気持ちを誰かはわかるかい?

僕は、いつだって君の中にいる僕に恋をしている

そんなナルキッソスのような悲しみを僕はまだ持ち続けている

君と交わりを見せる僕だけを君も愛してくれたらそれでいい

このまま行くと僕はナルシス以外の何者でもなく

泉の淵に突っ伏して最期を遂げるが

現実では水仙の花が一輪とて咲くこともないだろう







拝借した絵画、サルバドール・ダリ「ナルシスの変貌」

禁じられた愛

david sylvianの禁じられた色彩の歌詞で

僕の愛は 禁じられた色彩を帯びる
僕の生は もう一度 あなたを信じる

があります、とても好きな詞です

禁じられた愛とは、どうゆうものだろうと

思ったとき、それは

私が持つ愛のことです

この世界の神なるもの、目に見えないものを

ただ愛するのでなく、私は何よりもお父さんを愛している

その次は姉兄たちです、それ以外の愛はカオスに塗られた色彩を帯びている

それに伴う苦しみを与えられ、逃れようともしない

絶望のまま終わらせるしかないのか

それによって悲しませているものは

父であり、私であり、私に光を望む私が導く神である

僕が神である私の純なるものを信じるとき、光がどこまでも広がってゆくことを

私は知っている、すべての救いがそこにしかないと

私は知っています

それでも神にはなりはしないのは私は人であるからだ

人のそんな弱さと脆さとどこまでも深くなることができる孤独と悲しめるその心を

僕は本当に愛おしいと感じて、そんなものたちといつでも

一番側にいたい、共感者でありたい、共鳴する存在でありたい

その心のいつも近くで寄り添い悲しんでいたいのです

それを禁じるあなたは神ではない、僕の愛しい友です

そんなあなたのこともどれほど僕が愛しているかを

あなたは知っているでしょうか

手羽元の骨をじっと見ていると

これは骨なんだな、と、そう思った

私は父の骨を見たことがない

灰すら見ていないんだ

火葬されてそれからは

何年後かに無縁仏の墓の前に行った

うちは母がエホバの証人なので墓がないんです

私も死ねば無縁仏の墓に入ります

とてつもなく寂しい場所だった

そこで姉と兄とビールを飲んだが

居たたまれなかった

せめて一握りの灰でいいから持って帰りたかった

ひとつの小さな骨でいいからそばに置いていたかった、と

どこまでも、どこまでも、淋しさが僕を襲い

時に宥める、いつだって傍にいるんだけどな

いつだって、お父さんを一人にしたことなんてないんだけれど

いつか、一緒にビール飲めるって信じてるんだけどな

あと、どれくらいだろうな、って気が少し遠くなったりする

僕の骨もきっと誰にも見られずに灰になるだろう

お父さん、すべては、遠くへと、遠ざかってゆくようだよ

僕は、死んでからも、もうずっとお父さんの傍を離れないです

私はあなたが一番手に焼いた心配をした娘なのだから

でおさんへ

眠っていたよ

夢を見たよ

溺れそうになって慌てて眼を覚ましたんだ

そこはお風呂の中だった

足を伸ばして入っていて、浅いお湯の中で

ずっとそこにいたい気持ちにかられたけど

ずっとそこにいるのも怖いと思った





次は、目が覚めると、お風呂のお湯を湯船に出しっぱなしにして

眠っていて、そこらじゅうが水浸しだった

そこから急に実家に変わるんだ

どの部屋も暗くて、早く水を拭かなくちゃと思うのに

何度電気をつけても、つかなくて

あまりに喉が渇いてて水を飲むんだけど

何度飲んでも喉が渇いたままで

また電気を何度もつけるんだけど

つかないんだ、薄暗い部屋は怖くて

炬燵の布団の中に何か怖いものが潜んでいる気がしたけど

怖くて、それを見ないふりしていたんだ

寂しいさみしい夢だった








目が覚めて、夢を思い返していた

あの湯船の中は、胎内のようでもあったし

棺の中のようでもあったな、って

胎内と棺の中は同じ場所かもしれない



何度電気をつけようとしてもつかなかったことが

とても不安で怖くてさみしかったよ


人はあんな風に一人で生まれて一人を生きて一人で死んでゆくんだと思った

みな、そうやって同じ場所へ帰るんだね




僕は一番愛おしい人をこの手で殺したんだ

その絶望を僕は死ぬまで越えられるはずないと思ったよ

でおさん、僕は愛を超えることができない

夢のように、何度も何度も光を灯したくて

灯そうとするけれど、灯ってはくれないんだ

僕はもう二度と光は灯せないと、今日の夢が

本当のこと見せてくれたようだった

だから太陽のようなでおさんにも

ほかのだれにも関わること許されないのに

でも寂しくて、甘えてしまう僕を許してほしい

ごめんなさい

sinjyuu

aiga utyuuno hateni mitibikarete sinu


sinyuudemo sitaito hajimete omoimasita


subetega uso nanoni bokuga hontou de aruhazu naidaro?


sinjiruna boku ni
daremo kakawaranakereba bokuha sinetanda



hito ijyouno monowo hossiterunda omaewo
korosutameni bokuga koroseba iinda














minnnano uso iranai!




bokuga usode minnamo usonandakarasa


iranai hontoumo iranai
















nannmo iranainoni





















nande konnna ninngenga ikinakutyaikenainda















nande mada ikiterunda










hayaku sine sine






死ねってだれか、言ってくれよ全員言ってくれよ言葉で死ねるならいいもんだね

愛敬なるシルヴィタン

最近ずっと聴いておるDavid Sylvian特集です


この曲がたまらく好きで好きでたまらないので載せたくて動きも付けてがんばって作りました
時間かなりかかって疲れました、この曲繰り返し聴きすぎて
ちょっと当分聴きたくないですε(  ´・ω・)←嘘です











体内回帰、これの共演でシルヴィタン(David Sylvianのこと)とIngrid Chavezは結婚したそうですが
5年前に別れたので、一層いい曲とpvとなってます

David Sylvian - Heartbeat

modestoって誰か知らんが、この人のリミックスいいです
眼鏡をかけたシルヴィタンはやばいかと思います

"World citizen" Remixed by Modesto Muniz

シルヴィタンはいつもほんとに元気がなさそうなので、少し心配になるけれど
そこがいいのです

Immerse your heart

デヴィッド・ボウイが好きなシルヴィタンはこの曲をボウイにけちょんけちょんに言われた
ために、pvにはボウイは全く映っておりません(笑)シルヴィタンの復讐です

Sylvian & Sakamoto - Forbidden Colours

このpvがとても好きです、シュールで白黒の世界がとてもシルヴィタンには
似合っております

David Sylvian - The Ink In The Well

japan時代の、日本てバンド名のくせにチャイナってばっかなんですけど…
japanは16歳上のおねえたまの時代で、おねえたまが当時ファンでした
私がまだ聴いてない時に、japanのアルバムやシルヴィタンのアルバムをもらったのですが
うーんって感じで聴かなかったんですけど(笑)それとは知らずにシルヴィタンを
自分で見つけて聴いて好きになり、あ、これっておねえたまがくれたやつやってんやって(笑)
それをおねえたまに言うと、「ええやろー?あのアルバム探してたんや、
おまえんとこにあったんか」って(笑)

Japan - Visions of China HD-video

japanのこの曲を完璧に歌いこなせたら立派なゴーストになれそうです

Japan - Ghosts

ライヴいきてぇよっ…年をとったシルヴィタンの渋さは緑茶を全部袋ごと入れたお茶以上でしょう

David Sylvian - World Citizen [Live 4.10.03]

シルヴィタンの父親の顔やすごく笑った顔、奥さんと可愛い子供たちが映っています

David Sylvian & Ingrid Chavez - Time Spent (Part 1)

融合に依拠する哀しび  

僕にとって君がどんなものであるか

君のいない時に他と比べようやく解る

君に対して僕が無意識に抱いていたものが何か

恋慕にごまかしを食らわされていた

そんな愚かしいもののはずはなかった

君には何一つと求めるものはなかったと今更気付く

だから逢う必要も友になる必要もなかった

君は僕に対して何も感じはしなかっただろうけれど

僕は君のあの詩を読み終えた瞬間に

僕の心髄と君の心髄は融合してしまったんだ

不完全の僕で在る僕が
完全成る僕で在る君に

これ以上関わることがどれほどあざとくおこがましいことだったか

もう少しで完全なものを壊すところだった

なんて恐ろしいんだ

でも完全な僕を軽やかに翻す君が僕を忘れ去り

僕が二度と完全な僕を失うことはなんて哀しびであるだろう

僕は一生不完全な僕で在り
君は一生完全な僕で在り続ける

それは哀しびではなくなんて素晴らしい喜びであるだろう

君は僕を忘れゆくから、僕が君に対する想いが確かに愛であると僕の血が完結したのだった

でも依拠だ
完全なる自分を愛し尽くす故のどうしようのない本当の依拠だ

僕から近付くことも遠ざかることも絶対にできない君を知ってしまった瞬間に完成した深すぎてはっきりとした眩暈に近いなんて依拠だ

君に出逢った僕はその喜びに等しい哀しびを死ぬまで抱いてゆく