絶望の先に絶望があって、その先にはもっと大きな絶望があって、その先にはもっとでっかい絶望が待っている、まだある、まだまだ、まだまだある、これは僕は絶望的なことを言っているわけではない。逆だ、そうやって人生の半ば、僕は何十回目の絶望のあと、自分の生きる方法がひとつしかないことをわかった。僕はこの世界以上に自分に酷く絶望してようやく、生きるためにたった一つしかできないことに気づいた。二ヶ月ほどで生まれて初めての長編を完結するまでに至った。僕はとても今虚脱しているが、もう次に書くテーマが見えてきている。
希望よ、絶望のあとの希望よ、そのあとの絶望よ、すべてよ、来たれ。
ジョン・フルシアンテのEmpyreanを聴きながら。
最高天から、最も高きところから降り注がれし光、
全存在物の上に同等に降り注がれり。