私の父は五年半前に死にました
いまだに何一つ受け入れてはいないです
私のせいで父は死んだと思っています
私にとってその現実を受け入れられない理由があります
私はそれからただただ現実から逃げ続けています
現実を受け入れないことだけにただただ必死なんです
それからずっと現実では生きていないような感覚を感じるようになりました
眠りから覚めても夢の続きが、ただただ続いているような浮いているぼんやりとした感覚です
今死んでいない私は死がなんなのか全く知ることはできません
ふいにお父さんが帰って来ることを期待してるんです
ドアを開ける音がするとお父さんかも知れないと無意識に期待して
お風呂の音がすると昨日も お父さんがお風呂入ってるんだ って思いました
私の光はお父さんです
いなくなって本当に気付いたのです
でも最近光が増えました
本当に愛おしい人に出会えて その君が生きてるかも知れないという望み
望みです、それはただただ私の
私が生きる上での勝手な望みです光です
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