男の子は将来が不安で毎日酒ばかり飲んでいた。
女の子は自分に絶望して毎日眠ってばかりいた。
女は、毎日酒ばっか飲んで寝てばっかいた。
その素体、おっさん、やった。
どこからどう見てもおっさん、そう女は自分でそう思っていた。
彼のことは、知らん。
彼は多くのことをしゃべりたがらない。
何をどのようにして知ることができようか?できようぞ。
死んでから恋をできたら、どんなに楽しいことだろう?
生きてるうちはなにもかも苦しくてしかたのしようない。
そう言うと、男の子は困ったように笑ってくれるだろうか。
俺は年を取るほどに獰猛になってきた、どうしたらいいと思う?
うーん、そのまま行くと無差別殺人者、よく行って絶望主婦。
よく行くとね、すべてがそう、悪く行く場所なんてなにもない。
死んだように笑っても彼は喜んでくれるだろうか?
「君の死んだ顔、最高だった」そう書置きして消えてくれる?
たぶんこの世に出会えなかったのに出会った感覚がある。
行く場所なんてどこにもない、居られる場所があるだけだ。
それでもどこかに行きたかった、できれば君と一緒に。
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