底の底
今から元恋人への呪いの言葉をつづる。呪いをかけられたくない者は読まないほうがいい。またこれまでかつてないほどのおぞましいグロテスク極まりない表現をしようと思うので、それらが苦手な人は読まないほうがいい。私はやはり騙されていたようだ。これまでかつてこのような侮辱極まりない騙され方があっただろうか。かつてこれまでこのような長い期間ずっと騙され続けてきたことがあっただろうか。かつてこれまでこれほどまでに思いやりに欠けた男はいなかった。かつてこれほど馬鹿な男もまたいなかった。第一にあの男は決定的なことで俺をだました。あの男は会う前に最高の一枚と題された自写真を私に見せ、自分のかつてこれまでの最も良く撮れた映り映えのいい写真を私に見せたくせに、あの男はこう私に言ったのだ。「変な写真しかないけれど」そしてその写真がかなりタイプであったので私は彼に惚れたのだが、出会って5カ月ののち、彼と会った瞬間の彼に対する嫌悪と言ったら!ものすごいものであった!容姿から性格に至る、細々とした仕草まで、あらゆるすべてにいたってまで嫌悪としか言いようのない塊であったのだ。身長も167cmと言ってたのに、会ったら162cmの私と大して変りなく見えた!彼は何から何まで私に嘘を吐いていたのだ!私は彼に会った瞬間、このような嫌悪の塊であるこの男と今から一週間も一緒に過ごさねばならないのかと、ひどく嫌な気持ちになった。彼と会うまでの彼はその話し方からとても大人びて見えることが多かった。しかし会ってみると、どこぞの馬鹿な糞餓鬼かと思うほどのただの子供であったのだ。することすることすべてがまるで子供のようだった。行動だけではない、言動も、その表情も、すべて大人な私から見て、何の魅力もないどころか嫌悪の甚だしく、もう嫌になってしまうほどであった。彼はわたしの幻想する優しい男などではなかった。それはスーパーで食品を買うお金がないから「お金」と言ったときに彼が、表情全体で「はあっ?」という醜い顔をしたことで私は悟ったのである。何の魅力もない男と私は夜の酒だけを励みに一週間ともに過ごしたのである。しかし事態はそれだけに終わらなかった。この男は私を詐欺師顔負けのごとくに騙し続けて来た揚句、なんと私の地獄から紡がれた数々の宝石のごとくの輝く文章たちの結晶である私の書いた小説の感想を聞いたところ、彼はなんとこう言ったのである。訊いた瞬間彼は、ええ~っという馬鹿な顔で困り、勘弁してくれよ~と言いたげな実に嫌悪を感じるにふさわしい顔でにやけ、笑いながら誤魔化す様にして言った。「いまいちかなw」俺はそれを聞いた後、よくぞ殴り殺すことに耐えられたと自分をほめちぎりたい。もうこの一言でも俺がこれまでいかに騙されてきたかを証明できよう。何故ならば愛する女に向かって、まさか、そんなふざけた一言で、女が一生の懸命の末に書き上げた作品の評価を下すなど、断じて考えられないことであり、それはまさに夜の滞在として深く存在する無知よりも酷い馬鹿と言う名の罪でもない、人の心を心としてみていない藁人形のごとくのその男の心は燃やしても燃やしても治る見込みがある様にとても私は思いがたいからである。「馬鹿は死んでも治らない」という言葉の真実味を今ここに己の体験から学んだ実体験としてそれを信じきることを私は誓うのであった。俺は今、まさに復讐の烈火と化しすべてを燃え尽くさんとして、もうもうと滾りきっている事をここに署名し実印を押そう。いや、血印を押す。俺は悲しみのあまり、今日自分を滅多刺しにしてしまいたくなった。それだけではない、悲しみのあまりとまた報復のために私は今朝、柄本祐に容姿の似た死神に抱かれたのである。私はおのれの体験から理解した、成程、男は好きな女がいても他の女の裸に情欲し果てることが可能というが、それは男だけではなかったのである、女もまた好きな男がいようとも他の男に抱かれ情欲を充たし果てることが出来得るということを。成程成程そもそもあの男は私を愛してなどいないのだから他の女の裸を見ながらやりたい放題であろう。私が暴れ狂う怨嗟に身を任せこの身ごと燃え尽きんとしている事を誰に咎められようぞ。あの男は私を性欲と孤独の慰みにしたにすぎなったのである。あの男はこう言ったのである。去年の11月から、今の今までに他の女の裸を見て何度欲情して果てたのかと訊いたらばあの男は「憶えているのだけで5回以上」とこう言ったのである。たぶん150回くらい見てるが憶えてるのが5回なのだろう。男とは世にもバカバカしい嘘を吐くものである。大体見栄を張る男と言うのは情けないものである。可哀相な男である。多くのまともな女がこの男に愛想を尽かすこと請け合いである。柄本祐なみに格好良ければそれでもモテたかと思うが、容姿もアレなのだから致し方あるまいに。しかしこんなアレな容姿な男に容姿がアレと言われた女たちは気の毒である。私はコレと言われたが。よくもあの瞬間に冷蔵庫の下に頭を置けと命令して冷蔵庫を倒さなかったものだ。「化粧をしないでコレなんだから、多くの女は化粧をしてアレなんだから」とこの男は会った日に私に向かって言ったのである。私がどのような経緯でこの男に究極に冷めて行ったかお分かりであろう。ほんとうに、このような男は山ほどいるのであろうが、私は未だかつてこのようなここまでの馬鹿な男と付き合ったことはなかったのである。今だって話しかけても返事もよこさない。この男は猛烈な加害恐怖とやらに日々怯えているのだが、おかしいであろう!お前の数々の表現と言動がどれほど人間の胸の中を抉り込んでその心臓を握り潰しているか!何が加害恐怖だ!何が人を傷つけることは自分を傷つけるから怖いんだろうだ!お前は人だけ傷つけておいて、お前自身はちっともその傷に気づいていない最高の鈍感で平和ボケやろうじゃないか!お前はここまで言わないと人の傷に気づくことさえできないその愚鈍なまでの感性に出来ているのだ。おまえはいったい、いま、なにをしているんだ?!また女の裸を凝視してちんぽでもしごいてんのか!糞汚ねえ糞女の糞汚ねえ糞まんこを見ながら糞なお前のその糞汚ねえ糞ちんぽを糞汚ねえ糞な手で糞しごいてんのか!死根や!根の根まで死根や!おまえみたいな人間はなあ、地獄を見せてやろう。俺は今日いまだかつてないほどの最悪な憎悪に駆られたんだ。俺はたくさんの人間をさんざん怨んではきたが、これほどまでにおぞましき憎悪を胸に覚えたことはかつてなかった。俺は今日ね、お前が観てるAV女優の顔の皮を剥がしてその女の人肉をミンチにした人肉ハンバーグ(中はレア)をちんぽをしごいている最中のお前の口の中に無理やり押し込んで、女の顔の皮をお前の顔に被せてお前の顔を包丁で滅多刺しにしたくなったよ。お前は少しはわかってくれるんだろうか。俺がどのようにお前から侮辱と苦痛を受け続けてきたかを。加害恐怖だって?それは俺のほうだ。なんでこんなにおぞましい殺意と怨念を胸に抱き続けなくちゃならないのだろう。お前はただ嘘を言わなければよかっただけなのに。お前の最大の加害とはお前の嘘なのがてめえはわかんないの。嘘は加害ではないと思っているお前の精神と神経をミンチにしてハンバーグを作りたい。そのハンバーグは誰も食わない。廃棄処分だ。お前は俺を馬鹿にしすぎた。人に嘘をついたらどのようなものが帰ってくるかお前は想像しなさすぎた。このような結果がお前に帰ってくるのは当然なんだ。何故ならお前はおれを愛してなどいないのに愛していると嘘を吐いたからだ。死ねばいい、おまえなんか。何度でも何度でも何度でも俺がお前から受けた苦しみをお前は反芻したらいい。腹が痛くて汗が脇からたらたら垂れる。お前わかってんの、俺は自分の寿命を縮めてお前のこと呪ってんの。命をかけて呪詛を吐いてんの。生命をかけて俺の生命を懸けて、俺はお前に愛されたかったんだ。でもお前は逃げてばっかりだ。人肉ミンチ食わしたろか?これだけ言ってもお前の加害の残虐さにまだ太刀打ちできない。お前は人を底の底まで傷つけたんだ。消えたい?当然だ。誰が楽にさせるか。俺が苦しめられた分はきっちり払ってもらう。お前の地獄で払ってもらう。俺はそう柄本祐似の死神と今朝契約したんだ。俺の生命を払って契約したんだ。払うもんをきっちり払ってもらわんことには死んでも死にきれんっちゅうてんねん。あほんだら。腹が変に痛い。人肉烈火ハンバーグお前に食わせてやる。反芻しろ。俺はこれからも柄本祐似の死神に抱かれるから、俺の精気は死神のもんだ、お前は俺の死体を抱きに来い、お前には俺の死体しか抱かせない。俺の腐乱死体を抱きに来い。お前を苦しめるためなら、お前を苦しめるためなら、俺は命かける。柄本祐似の死神に毎晩抱かれようぞ。