shutdown

(僕を消しておくれよ)

君が僕の場所にやって来る

(僕は知らなくて)

知らされた瞬間僕がshutdownする

(君は知らなくて)

君の世界に連れてかれる

(強引な優しさで)

君の世界しか見えなくなって

(だけど僕の世界も確かにそこに在って)

悲しいのに嬉しくって

(さびしいのにわくわくして)

恍けてもいられなくなる

(惚けているだなんて)

この遮断は始まりの匂いを漂わせながら

(なんでこんな泣きたくなるんだろう)

僕がこうしてるのは、こうせずにはおれないから

(僕を読んで欲しいから、僕を感じてはくれないかな)

余程、よほどなんだ、未来の予告なんか知らないって

(君と溶け合う日まであとどれだけ時間を要するだろう)

僕を消してくれた君にありがとうと言ってもいい?

(もちろんいい、shutdownはPCも人間も必要なこと)

本当かい?

(本当さ)

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