片想いの中に含まれた成分に僕は溶けてゆくんだ
君の作った音に僕の想いが重なるなんて素晴らしいんだろう
片想いは片想いとゆうひとつの実り完成されたもの
僕の中に広がったなら秘密をそっと少し打ち明けてみた
でもこれは内緒なんだ(ないしょだよ?)
誰も傷つけないところで眠らせておくんだ
それは美しくて悲しくて寂しいまま置いておきたいから
囁きのような静かな告白は泡のようにはじけて消えるんだ
僕の涙のわけを知らないなんて
悪戯して気づかれない子供のような気持ちだ
ひとりでほくそ笑んで泣いて幸せと悲しみに満ちて
僕は両想いよりこれこそ完成品だななどと思ってしまうんだ