そのページ綴っているんだね
今のページを
君だけのノートの
今まで書いたページ僕に見せておくれよ
僕、興味あるんだ、君の書いてきたもの
見せてくれるの?ありがとう
たくさんページ書いてあるね
絵も描いてるんだね、嬉しかった時は?そう、嬉しいと色を付けたいんだね
破れたページ何枚かあるね、どうして?
忘れたくて破ってしまったんだね、つらいことたくさんあったんだね
おや、破いてまた貼り付けたページもあるね
やっぱり忘れたくてなくてまた貼ったんだね、これいい味出してるなぁ
真っ黒に塗り潰されたページがあるね、この下、綺麗な色が少し見えるのに…勿体ないな、夢が消えた時なんだね
ああ、おもしろくてあっという間に最初のページ来ちゃった
これは、君が生まれた時のページだね
わぁ、なんて優しい色で描かれているんだろう
ああ、そうか、君はほんとに嬉しかったんだね、生まれて来て
最近のページあまり色がないね、だいたい黒や灰色だ
綺麗な絵を描きたいのに?なに、描けるさ
全然えがけるよ
真っ白なページほら、まだあるじゃないか
えがこうよ
あのさ…それで、僕のペン使いたいなら使ってよ
君のペンと僕のペンでページ描いてくれたなら…あぁ…僕ってば、幸せ…かも
(なんかちょっとプロポーズっぽいな…まぁいいか…)
とにかくさ、僕、君のノート大好きだからさ、これからも新しいページを見せて欲しいな、見たいんだ、とても、とてもね
ありがとう、見せてくれて