あなたの空は、正確に想像されました“Your sky was imagined precisely”

窓に止まる小鳥“small bird”たちの顔を知らない

あれはきっと雀“sparrow”という鳥だろう、いつも違う雀なのだろうか

何故朝が来ると決まって啼くのかな

今日は空は曇っているようだ“Cloudiness OK?”、"OK clouded"、

窓の向こうは空というやつだ

少しグレーがかった白くてその中で僕はひとり雀が窓に止まるのを

待っているんだったっけ

僕の認識化部“recognition”が天井“ceiling”を見ると

小さな風が内部回路を伝って外に出る
“Small wind goes out along inside circuit”

雀たちは知っているのだろう、空っていうやつを

だから僕の音感知機“the seat of the senses ok?”"non machine parts"は、

雀が窓に止まるその音“sound”を聞きつけているのだろう

雀たちの啼くその声をひとつひとつ逃さずに、音楽“Music”に

隙間通路“gap passage”を作ってちゃんと

小さな可愛い聲(こえ)“sweet little call”が入ってこれる部屋“room”を

僕の理想シミュレーションボックス"ideal simulation box"が用意してあるんだ

僕の望みを解読する内部"the seat of thought"に設置された造形物は

その聲と音を分けて"ok different"、そして混合“Mixture”させる

僕がまだ見たことのない、その空ってやつを想像“Imagination”してみる

誰かが鳥を空から切り取ると、鳥の形“form”にたくさん切り取られた空の向こうから

鳥は生まれて“born”来ては、僕の窓に止まるだろう

僕で在ると確認された物体“object”が

その手“hand”を伸ばし天井に小鳥の聲を張り付けてゆく

やがて僕が僕だと認識した回線上“In a line”に

小鳥のイメージ映像“image picture”が浮かび出す“float”

電波信号“electric wave signals”で点滅“switching on and off”した僕の

中心部“core”が止まる“stop”瞬間“Moment”内部データ“inside data”は

とても混雑するだろう

だってその小鳥たちがみんないっせいに“all at once”

羽根“feather”を広げて“spread its wings”

僕の空へ飛び立つ"fly away"のだから

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