yuzae1981
Wesは、そのひとりの胎児だった。今でもずっと、彼の魂は真っ暗な闇のなかで苦しみつづけている。でも人々は、そんな彼には関心すら寄せず、自分たちの幸福ばかり追い求め、そして楽しそうに笑っている。まるで、何も知らない、無知で無垢な、子どもたち(彼らによる犠牲者たち)のように。
08-23 07:48「あなたは生まれてこないほうが良いだろう。(あなたは此の世界に不必要だ。)」母親は、自分の胎内で、ひたすらに愛を求めつづけている胎児を堕胎して(残虐に殺して)しまう。そして、何が残ったか。何も残らない。母親のなかは、もうだれもいないし、そこは空っぽなんだ。虚しく、寂しい。
08-23 07:48人々は、それでも彼を更生させる道を選択せず、彼を殺してしまう道を選択した。「彼に遣り直させる道」のすべてを、人々は閉ざした。その道を闇へと葬った。(彼の絞殺された死体と共に)1人の、母親から愛されない胎児が、双子の胎児を故意に殺した。そして母親はそれを感じ取って、彼に言った。
08-23 07:48まま、処刑される。無念がないはずは、なかったろう。Wesが本当に求めていたのは、”殺される(処刑される)”ことじゃなかった。「自分は更生できない(誰からも決して愛されることはない)」と絶望し、処刑される事を選択するしかなかった。でも彼は真に愛されたなら、更生できる可能性はあった。
08-23 07:48すべてが自分であることを本当はわかっていて、人は自分自身から愛されたいという絶対的な欲求がある。多くの人は、どこかの時点でそれは達成される。でもWesは、どの瞬間に於ても、「僕は愛されていない」のだと感じることしかできなかった。そのような人間が残酷な殺人を犯し、愛されることのない
08-23 07:48ことをわかっていたんだ。僕は想う。Wesは、本当は、無念でならなかったろう。何故なら、Wesはその人生で、愛された経験が一度もなく、自分を愛してはくれない世界をずっとずっと憎み続けて来た。それは”自己憎悪の投影”であって、それがすべて(彼の外の世界)を反射(反映)させていた。
08-23 07:48なかったが、もし自分が処刑されないならば、刑務所内の人間を殺して脱走し、また子どもをレイプして殺害する快楽を僕は求めるだろうと言った。だから「自分は処刑されねばならない」と確信していた。でも”処刑”が”真の解決法”だなどと考えることはなかった。「殺人者を殺しても殺人者は減らない」
08-23 07:48犠牲になるということだ。だから死刑(処刑)は、何の”それ”に対する解決法とはならない。そのことを、決して忘れないでほしい。Wesはその刑務所でたった一人、自ら処刑を望み、自分が4歳の男の子を殺した方法である”絞首刑”によって処された。彼は「死にたい(処刑されたい)」という気持ちは
08-23 07:48僕をたとえ殺しても、それは何一つ、解決とはならないんだよ。確かに、遺族の心は、ほんの少しは慰められるかもしれないが、その傷が癒されるわけでは決してない。僕が死んでも、僕のような人間は少なくとも一万人以上はいる。つまりこの先も、一万人以上もの子どもたちが、ぼく以外の人間によって
08-23 07:48Westley Allan Dodd "When I die, when they kill me, there will be 10,000 more just like me to take my place …Don’t ever forget that.“ 『僕が死ぬ時、僕が彼らに殺される時、1万人以上の僕みたいな男が僕の座を占めるだろう…そのことを絶対に忘れないでくれ。』Wesはこう言ってるんだ。 https://t.co/5OUO1dqQP3
08-23 07:48
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