Little God's Answer

以前に、イルミナティと呼ばれている人たちが会議を行っていて、彼らがとても冷静にこう話している映像を観た。
「まず、今回の人口削減を、アフリカから始めよう。彼らは惨めだし、愚かだし、生きている価値のない人たちだ。」
これがフェイクかどうか、僕にはわからない。
人々は、信じられないだろうか?
でも彼らは、僕達にとても理解できることを冷静に話している。
「とにかく安くて美味い肉があれば一番だ。彼らがその為にどう扱われていようとも私達には知ったこっちゃない。彼らは私達に比べて知能が低いし、生きて行く価値はない者たちだ。」
だが、この私達の極秘の会議を、盗撮して観察している者達がいるのだ。
彼らは集まり、地下室の会議室でこう話し合っている。
「アフリカの次は勿論、日本だ。彼らは本当にお子ちゃまだ。惨めを通り越し、悲惨極まりない低能国である。生きて行く価値のある人は、殆どいない。とにかく長期間にわたって彼らを働かせて子孫(家畜)を増やさせて死ぬだけのゴイムにさせる計画から、早々に死滅させていく計画へと移行させる。異論はあるだろうか?」
だれも、異論を述べなかった。
俺はこれを監視していながら、むっさ、キツかった。
だからもう家に帰って、ドラッグをキメながら神に祈ったんだ。
どないすればええのんか。
すると神は即答した。
「う~ん、あれ?なんだぁ、もう朝かぁ…。ぽくはよく眠ったものだ。もうだって朝なんだもの。朝はやっぱり明るいなぁ。ぽくは朝はまあ、結構好きだよ!君は?」
俺は答えた。
「そうですね。まあわたしも朝は好きです。清々しい感じがします。」
神は返答した。
「ぽくも同感なんだ。ぽんぽんがさ、清々しいよね。だってぽくたちのお腹のなかに、ぽくたちのぽんぽんのなかに入っとったナッツやらが綺麗に消化されてるんでしょ?そうだよね?そうだから、ぽくたちの朝はいつも清々しいってなわけだ。巣的なことだよ。これってさ、素敵なことだよね。」
「そうですね。そうわたしも想います。それで神よ…わたしの祈りをお聴きになられたのでしょうか?」
神はおおきな欠伸をしたのちに答えた。
「ふわわわわぁ~。うんうん、ぽくは聴いた気がするよ。なんだっけ?」
俺は溜息を吐いた後に言った。
「ええっと…確かわたしはこんなことを祈ったのです。この構造を、どうすればいいのかと。つまり…因果律の法則を、どうすればいいのですか。」
神は小鳥たちの声に耳を済ませたあとに答えた。
「そうさねぇ。ぽくたちはぽくたちだけれども、ぽくたちは一体どこから来たんだろう?」
「神よ。あなたにもわからないのですか。」
神は大きな木の樹皮を、夢中になって齧ったあと、答えた。
「ぽくはお母さんに毛繕いされてるとき、あったかくてすごく嬉しいよ。でもわけのわからない感情に支配されて、大好きなお母さんに吠えてるとき、とても悲しいよ。ぽくたちは同じだよ。ぽくたちは同じだけど、ぽくたちを違うと考えて、ぽくたちを狩って食用にしたりしている人達は、ぽくたちが同じだということをわかってないし、忘れてるよ。イルミナティの人達も、君達も、忘れてるよ。本当に大事で大切なことを忘れてるよ。ぽくたちはなにひとつ、退屈で空しいことをする必要はないよ。だからどうしてそれをする必要があるのか、ぽくたちにはわからないな。これがぽくの答えだよ。それじゃ、ぽくはお腹が空いたから、木の実を探しに行くんだ。」
そう言って、ちいさな神は外気温6℃の朝の重く垂れ込んだ雲の下、枯れ枝から枯れ枝へと、光り輝きながら渡って駆け抜けて行き、今日の一日が始まった。
















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