家族

殯の森の深い森の光景が頭から離れない

老人しげきの役の宇多滋樹(うだしげき)さんを好きになってしまったのですが

どうすればよいでしょうか・・・?笑

奈良で古書喫茶をやっていらっしゃるようで、

絶対に!会いにゆかねば~~~~~!とゆう想いです。。。

父が死んだ歳と同い年なんですよね、うださん62歳なんですね

なんでしょうねぇ、恋に歳は関係ないですねぇ

って、まあ、それも複雑なんですけどね。。。


なんで惚れちゃったって、だってあの人の演技すごいんですよ

新人ですよ、それであの演技って、やばすぎますよ、ほんと・・・

でも、もしかすると、老人なのに中身は子供ってところが少し

お父さんと重なったのかも知れないですね

父も子供みたいな部分を持った純粋な人でした

それと、早くに妻を失った悲しみと孤独を持ってるところも同じなんですよね

父は母を結婚して20年目に失いました

私が4歳で兄が10歳で姉が20歳の時です

私が父を失ったのは22歳

同じ20年ほどしか一緒に居られなかったんです

父も母にずっと死ぬまで一途で再婚をせず(結婚したいと言ってきた女性とも再婚はせず)

母の想い出を話すたびに目に涙を浮かべていたような父でした




子供は要らないと言う人がいますが、子供はいたほうがいいです

子供がいる幸せはどんな苦しみも超えるものじゃないでしょうか

私が子供が欲しいという理由はたくさんありますが

ひとつは親の気持ちがわかりたいからです

子供を育てなければわからない親の気持ちがほんとにたくさんあるでしょう



家族ってなんだろうね

家族の中で生まれる生と失う死


父が死んだ晩にね、家族全員が16年振りほどに揃ったんです

家族全員とは、姉、兄、私、

それと一歳の時に母の姉の所へ養子に行ったもう一人の上の兄です

父が死ぬ一年ほど前くらいか、その年だったか、

上の兄と父と姉と私が会って、花火を見に行ったりしたんです

私は中学の頃に兄と知らされてから初めて会って変な気持ちでした

その時兄は一緒に花火に行けなかった、家族全員は集まれなかったんです

でも、父が死んだすぐ後にみんなようやく集まれたんです


父が死んだ晩は姉の子供のためかビデオをつけてたりと

少しその場が気に食わずひとりで落ち込み

もう寝なさいと言われ、父の寝てる部屋ではなく、兄の部屋で一人きりになった途端、

私はその悲しみの深さに耐え切れず、布団の上でのた打ち回っては泣いて

いくら泣いても苦しみが減らないので、本気で今このマンションから飛び降りて

すぐに父の元へゆこうとゆう思いになりました

そうできればどんなに楽か、私が心から本気に自殺をしようと思ったのは

その時だけです


でももし私が今自殺すれば姉兄たちはまた悲しみが増える、

そんなこと到底出来っこないとゆう考えに至って自殺はしませんでした

そのあとものた打ち回ってもがき苦しんで、気付くと泣き疲れ少し寝ていたようでした





その次の晩、通夜は、本当に楽しい一時でした

変に思う方もいるかもしれませんが、通夜の晩って変な感覚なんです

隣すぐ側で父は寝ているんです

通夜は私たち家族だけでしました

その隣にみんなが囲んで座りお寿司を食べて赤ワインを本当に楽しく飲んでいるんです

話すことは父の話に限らず、久しぶりにみんなが

揃って想い出話しにたくさん花が咲きました

もうみんなとても楽しそうに、笑って、心から笑って話が途切れることはないんです

私は初めて赤ワインをそんなに勧められて初めて酔って

たくさん飲み酔いが回って余計楽しくて仕方ありませんでした



どうしてそんなに変に楽しかったのか、わかりますか?

父が死んだとゆう底のないような悲しみをみんなが忘れる為に、なんです

ほんとに今思い出してもとても不思議な時間でした

上の兄は今までただの親戚だったのが突然兄になって不思議で

上の兄はみんながとてもつらいそれからの時間、みんなを励まして支えてくれました





家族、とは、時には残酷に成り得るかも知れない

何よりも家族のことで苦しみ、家族によって支えられ

落とされては救いの手を差し伸べられるのが家族でしょうか


家族の想いはよく似ていると思うんです

言うことは例え違っていても、心にある想いは同じだと思います



またいつか家族みんなで集まれる日が来るといいな

そしたら、その場所にはきっとお父さんとお母さんも来てくれる気がする

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