知らない間に

君は、さぁ、嘘をついているのかい?

僕に

だってね、僕は、ね?嬉しいこと

全部、嘘に聞こえちゃう

優しい言葉も、全部嘘だって

僕は思ってしまうものだから

だからね、嘘でもいいんだ

もし、君がよければ、僕に

嘘をついてくれないか

とんでもない嘘を

僕だけについてほしいと

そう思った、かなしいから

かなしい嘘をついてほしい

君の嘘がほしくて

僕の嘘はどこにあるんだろうね

君の嘘はあったかくて、泣きそうなる

心はただのお皿のようになる

たくさん、いっぱい、盛りつけて

色とりどりな嘘並べて、僕は食べる

ひとりで食べる、おなかいっぱいなるまで食べる

おいしい嘘君がたくさんくれる

僕らの本当を見つけられない

君がたくさん嘘を並べる

僕もたくさん嘘を並べる

知らない間、知らない間に

それは並べられていて

綺麗に嘘が、本当のことのように

本当に、嘘のように、本当のことが

君もきっと食べてしまう、僕の嘘を

僕の知らない間にできたおいしい嘘を

もう食べられないほどに

また、作ってください、僕に

ぼくのこといらなくなるまで

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