写真

今日お父さんが夢に出てきた

二人で雑貨屋で買い物してた

私がお父さんを写真に撮っていた

お父さんとても嬉しそうだった

お父さん、お父さん、お父さん、今でも当たり前のように

あの頃のようにいつも側にいるんだよ











目が覚めると終結の空気感が僕を孤独薄灰色に包んだ

好きだった男に捨てられ最後に死ねと言うのは

僕のごく当たり前のなんでもない終結の儀式

そんな憎しみはほんとに続かない、時間少し経てばどうでもよくなる

好きな男に僕から会いにゆく、それを求めてるのは君よりも僕だよ

そんな愛を僕は求めてる、自分の中に

愛は相手に求めるものじゃない、みんなそれをわかってる






写真を撮りたいだろう、君の笑った顔の

僕の願いを写したその写真を撮りたいだろう

僕の願い夢に持ってかれてばかり

僕の記憶がはっきりとお父さんを写しだす

夢の中では、夢の中でなら

夢から覚めると、写せなくなる、つらすぎて

でも心は受け継いでいると、ほんとに感じるよ

お父さんの心を私は受け継いでいる

私できっと終るこの心を本当に大切に

大切に、大切にしてくれ、僕よ

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