きみ、どうしてっか
なんで離れて生きてゆかなくちゃならなかったろう
もう、なんでぼくは愛を知らない
知らないんだ
知らないんだ
おーい、きみ、どうしってっかー
死んだってさよならなんてできないんだよ
なんでここはこんなに静かで
悲しみもなんで全部どっか飛んでいっちまったような
いない振りしてるんだ
いない振りしてるだけなんだ
おーい、きみ、どこいっちまった
また帰ってきやるのでしょう?
そうですよね
またすぐに帰ってきやがれ
はーい、ぼくは、お待ち申し上げております
居場所のなくなった死や悲しみが泣いておる
泣いておる
おーい、おーい、ぼくはここだよー
早く見つけろやーい
ぼくは逃げてる、夢の中で
わーい
わーい
食べられてしまえ
わー
わー
ぼくを寝かせつけろ