子供帰り

あなたは本当は知っている

この腕から流れる血はやがて川となり

全てをも飲み込み、永遠の闇が訪れると



わたしは本当は知っている

何故流されぬように留まるのか、そのわけを

それは、子供の私が呼ぶから

子供の帰る場所を作っている




また、人は一人になりなさい

たくさん、たくさん泣いたらいい

人はたくさん、たくさん泣いたらいい

また、子供に帰りなさい

子供の帰る場所を作りなさい

私は呼ぶから

そしたら星の子守唄が聞こえよう

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