金色の檻

いつのまにかうつ伏せに寝てる時しか安心できなくなったよ

君がいない部屋が当たり前になって

君がいない部屋はまるで檻のようだ

外の光はここへは入ってこない

僕の中へは入ってきてくれない

でも僕はわかってる、君と二人の部屋も檻のようだった

ただ一人の檻は灰色で、二人の檻は金色だった

君に逢いたい、悪い君だけど、逢いたい

いつも想ってる、子供が母親を想うように

君に逢いたい、悪い僕だけど、逢いたい

僕は手のつけようのない呆れた子供

君を愛しい気持も憎しみも全部今は一人で静めてるんだよ

頭撫でられたいからいい子になる子供に僕だってなれたらよかった

僕はまともじゃない

君みたいにまともじゃない

君もまともじゃない

早く金色の檻へ戻りたい

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