夏の午後

走る足音

眩い光へ

透明なまでも

夏の午後持て余す静寂

追って 追って 追って 追って

彷徨って さ迷って ゆこうよ

追いかけて 追いかけて 逃げるよ 走るよ


呼んでみて、ぼくの名を

そこから

声を振り絞って


忘れたことなんて一度もない

だいじにだいじにただ閉まっているだけ

ゆかないで





いつだって終わりのないものを胸に抱いて暮らしているんだ

微動だにしない想い

僕の中にいて

僕の中で生きて

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