何かをそこに見つけようとしても、見つからないな
何もなかったのかもしれない、最初からそこには何も
自分が見ていたものはなんだったと言えるんだろう
欲望ではなかったと、胸張って言えるのか、欲望以外のものだったと
欲望でしか生きてゆけないのが生き物だよ、そんな僕らが
愛となる時、それだけがきっと素晴らしいことなんだ
青焦がれか、憧れの形がある、罪と罰って漫画読んでるんだ
中間あたりがとてもよくて、「教師と教え子」ってとこからそれはこんな話なんだ
結構、性がきついから、嫌いな人はちょっと注意してね
主人公の弥勒が入院してるとき、隣りにいたアル中の男は
弥勒に自分のことをすべて話す
男は高校の教師で生徒集団に脅されて、酷いことさせられてる
女子トイレに隠しカメラ置いて来いって言われたりさ
その教師はまだ幼い子供3人いて、奥さんは亡くなって、病気のばあちゃんも抱えてる
そんな状態の彼を、ある女子生徒エチカが彼の家行って晩御飯作ったりして
子どもたちは、また来てね!って嬉しそうで
教師は、なんでこんな教師失格でダメな僕にこんなことしてくれるのかと聞く
エチカは、「キクちゃん(教師のこと)はダメな人だなて思わないよ、
子供たちがみんないい子なのは
キクちゃんの育て方がいいからでしょ、あたし好きだよ、キクちゃんのこと」
と言う
キクちゃんは、それですごい救われて、すこし強くなれるんだ
でも、生徒集団に脅されて、キクちゃんは生徒集団の前でエチカを犯す
エチカはそのあと男子集団にも輪姦されて、怪我をして股関節も外れて入院する
その時のビデオがばらまかれて、キクちゃんは教師を辞めさせられる
そしてエチカの入院してる病院に行き、エチカと話す
キクちゃんは泣きながらエチカに謝る、
「償いをさせてくれ、俺に出来ることがあるなら言ってくれ!」と
エチカはそんなキクちゃんを松葉杖で思いっきり顔面を殴る
何度も何度も、そして「消え失せろ!今すぐここから、死ね!」と言う
キクちゃんは屋上から飛び降りようと端に立つ
でも「俺みたいなクズは死んでもいい、でも僕にはあの子ら(子供たち)が
いるから死ねないよ、許してくれエチカ」と言う
その時突風が吹いて落ちそうになったキクちゃんをエチカは助ける
抱き合った後、(ここで私は泣いた)
エチカはキクちゃんを打ん殴り「卑怯者、死んでも許さない!」
「あんたなんかにあの子たちを守ってくことなんてできるもんか」
「あの子たちはあたしが守るわ」と言い
エチカは17歳でキクちゃんと結婚する
でもキクちゃんに新しい仕事が見つからず
エチカは体を売って裏DVDとなるビデオを撮られる仕事を始める
キクちゃんは苦しくてアル中になって入院を繰り返す
結婚してからエチカに一度も触れられないキクちゃん
それでさ、まだ続くんだ
続き読んでしまっていい人は読んでね
キクちゃんは弥勒に頼む、エチカを俺の代わりにあんたが
愛してやってくれないか?と頼む
キクちゃんは主人公の弥勒が死のうと橋の上から身を乗り出そうとしてる時
「早まるな!」と言って歩道から道路に慌てて行こうとした時に
車にはねられ死んでしまう
霊安室に寝かされたキクちゃんの周りにエチカと家族みんなが集まっている
そこで小学高学年くらいのの長女が
「エチカがお父さんを苦しめたからお父さんは死んでしまったんだ
お父さんを殺したのはエチカだ!」と言う
長女はエチカの仕事がどうゆうものなのかわかっていた
そのあと家族は霊安室を出て残された弥勒はエチカに
最後にキクちゃんが言った言葉を伝える
「許してくれエチカ、愛してる」と
「人をこんな目に合わせといてバカじゃないの、あたしの顔も
まともに見られなかったくせに、目をそらして逃げ続けたくせに
そんな卑怯者が愛してるですって?!」
「勝手なことを言うな!」
そう叫んでエチカは寝ているキクちゃんを台から投げ落とす
「大馬鹿野郎!」と言ってエチカは服を脱ぎ捨て
「見える?キクちゃん、これがあんたの汚した体よ
弱虫のあんたには触れなかった、永遠に後悔すればいいわ!あの世で
永遠に・・・!」
そう言って、エチカはキクちゃんを抱いて「わあああああああああっ!」と泣き叫ぶ
(ここでまた私は涙が溢れた・・・)
と、ゆう、漫画をこうやって写すの初めてやな
この話は、ほんとにいい
主人公の弥勒は、それを見て
「あんなふうにお互いを傷つけあうだけのそれは間違っても愛とは呼べないもの
それでも、その思いの強さだけは・・・」とここで終ってるが、
愛を一体なんだと思ってるんだろう?
エチカの持っていたものは間違いなく愛であるし、
キクちゃんもまたエチカの愛を受けて愛になっていったんだ
愛はそうゆうものだよ、傷つけ合う、とてつもなく
それでも相手が大切だって無意識でもいい、そうなってしまうもの
自分でも気付かないうちに在るもの、それが愛なんだ
家族には私はそれがあるけれど、他人にそんな愛を持ったことはあるだろうか?
そんな愛を知らない、まだ青いから、焦がれて憧れるのだ