無視に夢

君からのいつもの冷たいメールに僕は反抗して無視した

夜中に部屋に入ってきた黄色のてんとう虫は無視しなかったけど

どこかに飛んでった

世の中の不幸を無視するかのように

我愛羅と恋に落ちる妄想なんかして

やっと眠りについたかと思えば

僕は夢の中で妊娠していた

君のお母さんの目の前で君にキレたり

君の目の前でビルの屋上の崖っぷちをぴょんぴょん飛び跳ねたり

僕は夢の中までも一体何をしているんだろう

せっかく夢で妊娠してたのに

夢は夢でしか始まらないし

夢は夢でしか終わらない

僕は無死を無視し続けてるんだよ

夢を見ては夢を無視するんだよ

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