25年間私はこの家で暮らして来た
この家でいろんな思いで生活して来た
この家で悲しいことも嬉しいことも
たくさん覚えては忘れたりしながら時は過ぎて行って
いつの日からかお父さんはこの家からいなくなってしまって
お兄ちゃんとふたりになって
猫はたくさん増えて
一緒に違う家で暮らしたい人が出来たけれど

私はみんなとの想い出がまだそのまま
存在しているこの家を手離したくない
みんなとも離れて暮らすなんて
淋しくて不安で心配で仕方ないよ

知らない町で暮らすことは憧れる
けれど私はやっぱりこの家が一番大好きだよ
みんなといたこの家が私の一番の居場所なんだ

わがままかな
君の事困らせて苦しませてしまうかな

私はこれ以上もう誰も何も失いたくなくて
私がこの家から離れることがとても怖いんだ

君の家族も君が遠くに行くと、とても淋しくなるんだ
私と君が一緒に暮らすって事は
誰かを淋しくさせてしまうことなんだね

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