宇宙色に滲む体

風でもなく空気でもなく私の腕に今触れたものは
なんだっただろうか
一瞬だけ温かい感じがした

いつまで眠るつもりなの?
僕はいつまで待てるの

あと何度月に慰められて
あと何度太陽に虐められるんだろう

夕陽に手を振っていたら
夕陽は淋しそうにいなくなった

ここから星を見上げてあの星に行ってみたいとゆう
あの星に行ったらもう帰りたいとゆう

狼たちが遠吠えすると夜が子守唄を唄いだす

無表情の人が家に帰って悪魔の顔をしながら
お金を数えている
悪魔の顔をした人が家に帰って花に水をやっている

お母さんお父さんもう二度と帰らないの?
僕が悪い子だったから?

僕は誰かのライカ犬なの?
たった一人で宇宙に飛ばされて心のドアを開けないんだ
開けたら死んでしまう?
僕が生きれるのは後何日?決まっているの?

関連記事