美しき呪縛  

金網突き刺さって痛い

君の家燃えているよ、赤い空嘲笑う

こうして夜を僕達殺した
その前に勇気を貰いに神に土下座した

邪悪、守り抜く、君を待っている

夕べの夢を殺しに行かないか、神が味方についた

心配するな、あらゆる慰み必要なくなったろう

狂っている現実などに興味は涌かぬ

君の罪だけを愛する僕の罪だけ君に愛される為殺したと君に出遭うと言う君は、なによりも穢れを知らない

僕らがお互いを畏れ過ぎたあげく呪縛を掛け合った

お互いを救い出す為この世で一番重い罪を神は僕らに与えた

それを知る僕らが自分を救う為縛り合い神の手が届かない場所まで落ちる

呪わしい地で君は子供のように微笑み、僕は毎日君に殺される

なんて美しい日々だろうか、君に殺される日々はやがて来るだろう

嗚呼、僕にはやはり君しか与えられなかった

君に出逢える日だけ待ち望むべきなんだろう

大人にならない最も残酷な少年、君を僕はいつか殺しに行ってあげるから君は不安を捨て待っていろ

僕を殺したく成る程孤独にさせるよ君を

僕等は本当の地獄をまだ知らない、僕等の血を涸らしはしない

今日から再び呼び合う、十三夜前に君の重罪から僕の贖罪の日々は始まり、神の怒り鎮まらず

僕が美しき穢れなき罰を君に与えよう

さあ!僕を幻想したまえ!

すれば君の罪は僕の血と肉を熔かし尽くし、毎夜僕の魂は君の血と肉を貪るのだ

狂わされる痛みに堪え、赦された時、僕等の星を産もう

誰にも堪えられなかった罪を堪えた僕等の星だよ、毎日眺め愛でよう

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