窓の向こう黄色いんやけどカメラで撮るとなんでこんな暗いん
点が、残像なんか、映ってるんかわからん、一日中パソコンの画面見よって目が変になりよる
なんで眠くならんのかわからん、嵐の後の黄色い空、ええ空やな、霧がかっとる
どうしたら夢から覚めるか躍起になってるか、なってないよな
そんな言葉で人を動かせると思うか、そんな気持ちで人を動かせるとでも思うな
雲がすごく厚いから光やわらかくて薄橙色に見える、結局優しいもんしかいらんのやろ
こんな色の朝が来ては寝るタイミングを失う、この空気も、ほら、もっとな
現実感が消えて行きよるのや、この心地よさと言ったらない、鳥もほとんど鳴いとらんよ
このまま目瞑って空に浮いて帰ろうおもたら、帰り道忘れたわ、とか言うんやろ
ひとりなことがこわければ、ひとりでないこともこわいんやろ、こわいとめえつむるやろ
そこには残像しかないやろ、そうやって目瞑った場所がここなんやろ、ここが現実のはずもないわな
そうやってまた笑っとけばええやろ
そうやってまた笑っとけばええよな