どこまで行っても闇が続く言葉を失った俺、歩いて行く、歩いているか這って行く、塊が転がっていて踏み付ける、踏み付けるがために俺は歩いていると思うがために歩く、存在の塊が笑いながら死んで行く、俺の腹這い腹の下で死ぬその塊達の存在を憎むことを赦さんばかりか俺は神に愛される話で足の下に在るものと腹の下に在るもの、死を喰らう、味わうことを神は俺に与えて、死を喰らうば俺の心臓トパーズ、苦しみの色を思い出せなくなって、たとえ俺の口は血で柘榴であっても、神の偉大なからくりが倒錯、為こうして俺が俺は延々、返り血浴びて沁み渡りて心臓透き通りてこと永遠。