乾Sphenisciformes

悲しい夢を三個は見て、夜から寝て起きたら夜だった。僕は起きてルイボスティーをチンしてミルクと砂糖を入れてパンをトースターして食うけれど、その間洗ってそのままだった黄緑色の敷きパッドを洗濯機から出してきて布団乾燥機のエアーバッグみたいなものの上に乗せるだろ、ここだけの話僕はあのエアーバッグみたいなものが膨れる瞬間嬉しい。そしてVan SheのVの続きを聴くんだ。



夢では僕は北極にいた、ペンギンが歩いていたんだ、その中で僕は悲しみに暮れていたのさ、僕のbroken heartをあのマヌケなペンギンでさえも癒すことが叶わなかった。
パンを二度トースターにかけると硬くなるのは知っているさ!ペンギンはペンペンペンって鳴くんだよ?
そして、そこには湖が広がっていたんだと思うんだよね。寒々とした僕のブロークンハートを僕の夢は表したかったんだ。
右に、左に、頭を振りながら歩くペンギンは、僕の揺れる心を表しているんだ。
僕の心が向こうから歩いてくる、ぺんぺんぺんぺんって言いながら頭脳を左右にぴょこぴょこ振りながら歩いてくる。
白と黒と灰色を併せ持った僕の心、スフェニスキフォルメスの形をした僕の心が飛び跳ねて凍った湖にはまって溺れかけているのを僕が見ている、見ている僕は心のない僕、ただ傷ついた心臓の残る。

乾燥機をかけてる間、何故か気分が悪くなる。
乾燥しきっちまってるからだ、この世は乾燥しているんだ、だから僕はみずみずしそうな北極を夢見ていた、傷ついた心で、ぼくはもとめてたいた、スフェニスキフォルメスに追いかけられるスフェニスキフォルオスがこけて崖から転落、真っ青な海の中に足からはまってく、その短い足はひらひらと動いていた、pepepepepepepepepepextuって鳴いていた、それを僕は見ている、心を失った僕は見ている、傷がついた心臓は使い物にならない、君は乾燥しているんだ、干乾びた心臓、が北極の真っ白な地面の上に転がっている。
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