冷蔵庫が僕ンチに来た日のこと思い出すんだ。彼は真っ白でとてもおとなしい良い子だったな。なんでこんなにグレてしまったんだろう。僕は結構綺麗に扱ってきたと思う、醤油の瓶が倒れて毀れたら即拭いていたし、あっ、もしかして冷凍庫にはいつからあるのかわからない氷の袋が入ったままだからかな、あれを捨てたら機嫌を直してくれるのかな、上に乗っけている洗物を干すやつがいい加減重くなってきたのかな、彼は働き通しで、彼はbuu-nという言葉意外何も発しない。
悲しくなってくる。こんなに側にいるのに。僕らの運命は同じ星の下に。
いるといいね。
君とも。
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