冷蔵庫とピスタチオ

僕の大切な大切な物語を読むことが出来る場所http://yukikagerou.jugem.jp/が怪しいことになっている。アカウントジャックでもされたのか、変な男の変な影が映るのだ、誰?この男は。気持ち悪いよ?すごく。一体どうゆうこと?ファイアフォックスとクロームで見てください、変な男が映っているから。でもIEで見ると映ってないんだよね。なんでか?知らない僕、僕が聞きたいもん。すごくショックいたたまれまないよ、この男のせいで僕は続きが書けない。それは言い訳かっ。ピスタチオの殻を剥こうとすると爪が剥がれそうになる、剥けないから食べられないピスタッチオが六個転がされている、彼らはもう転がされることでしか存在を認めてもらえないのか、彼らは泣いている、硬い殻に覆われながら僕らの居場所を見つけたいけども見つけることが出来ない寂しさを抱えているんだ、彼らを僕はどうしても食べてあげたい、そして僕の胃の中ですくすくと成長して、いつかは大きな木になって僕の内臓と胃壁をぶち破り天高く伸び切って神と握手して欲しいんだ。どうしたら彼らを剥くことができようかっ。LEMONの間に挟まれた黒角砂糖がブランデーと水の混ざった液体の中に沈んでいる世界の中で彼らは、ピスタチオ達はどんな夢を見るのかな。そう、彼らははめられてしまったんだ、剥けられないことにいらついた主の手によってね。殻をふやかせば剥くことができるのではないかと考えに考えた、あながち間違ってはいないよう、ふやかす殻を、実までもがふやけれるけれども、ふやけた彼らはきっと成長できないで死ぬだろう、そう考えた僕は実はまだ彼らを沈ませていないんだ、ははは、騙されたね、君達、騙されちまって、騙してごめんよ、僕はね、多分一年間の間に胡桃割り機を買うてこようと思うんだ、それで彼らの殻をぶち割らなければならないな、でないといつまでたっても食えないからな、食えやしないよこの子達、彼らは固い意思によってその殻を硬くしているに違いない、もしくは浅蜊のようにすでに殻の中で死んだ、馬鹿者人間に食われるぐらいなら僕らは死のうよ、そう絶望して死んだんだ、彼らはとっくの前に、とっくの前にね、死んでいる。僕はそれでも、それでも、僕は、買うよ、胡桃割り機、君たちはそれまで冷蔵庫の中で良い子にしておくんだよ?冷蔵庫は最近むかつくことがあったのか、ブーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンってひどく音を立てているけど、気にすることないさ、冷蔵庫君は掃除を一向にしてもらえないことにきっと腹を立てているが、僕はまあ掃除する気がない。掃除をしても彼が静かにするか保証がないからだ。
冷蔵庫が僕ンチに来た日のこと思い出すんだ。彼は真っ白でとてもおとなしい良い子だったな。なんでこんなにグレてしまったんだろう。僕は結構綺麗に扱ってきたと思う、醤油の瓶が倒れて毀れたら即拭いていたし、あっ、もしかして冷凍庫にはいつからあるのかわからない氷の袋が入ったままだからかな、あれを捨てたら機嫌を直してくれるのかな、上に乗っけている洗物を干すやつがいい加減重くなってきたのかな、彼は働き通しで、彼はbuu-nという言葉意外何も発しない。
悲しくなってくる。こんなに側にいるのに。僕らの運命は同じ星の下に。
いるといいね。
君とも。

関連記事