殺したんねん

殺したんねん
くだらないものを
これを百回僕は繰り返した
飯ばっか喰ってんな、飯喰うな!
これを僕は千回繰り返す、とする
するとどうなるのか

人は歴史の中でよくゆうたものだ
目には目、歯には歯
それから
相手を指差すその人差し指以外の残りの指四本は自分を指している
と、この言葉は真実である
みちたのしょんべん臭いな と思った僕の言葉残りの四つの言葉がお前のしょんべんも臭いわとゆうのだ

何が言いたいかとゆうと人の目を突いた場合自分も突かれるということである
人の歯を折った時既に、あなたの歯も折られている
つまり、人は何かを発する時すべて自分のことを言っている
糞が!と思った時、それが自分に対してはっせられていることをわからない奴は馬鹿である
馬鹿である、と思った時それは自分に対してもはっせられたことになる、馬鹿、わかってるよ、馬鹿、と絶えず人は自分と向き合うことを避けては生きてゆけないようになってる、だから僕は誰も批判しないし非難もしないぜベイベッと言っている人は阿呆である、阿呆である、と僕に山彦が帰ってきたが、だってそうでしょう、彼は何一つ自分を叱っていないことになる、人を批判非難しない=自分を省みることがないからである
みてみろよ、自分を省みない人間は人ばかり非難してるぜ、あれ、可笑しいなあ、はははは、その可笑しいとちゃうが、彼らの脳髄の中を僕は知らないけど、彼らは人を批判非難するに同じだけの非難批判を己に対して向けているんだぜ、
ってことで

飯喰うな
蜜柑喰うな

と自分に言い続ける
僕って素敵
と言うとそれは全人類に向かって言葉がはっせられたも同然
君を愛してる
と言った場合、それは自分を愛してると言ったんだ

カモン、ハニィ僕は僕を愛してるぜ
と言う
時、僕は全員を愛してる
という夢想空想妄想劇、激。
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