愛憎

今日はよく眠れたし、悪夢ももう見なくなった

ありがとう、感謝してる

でも目が覚めて、あの人の今の気持ち知ると愛憎がつらつらと湧いてきて苦しかった

頭の中で醜い言葉と醜い考えが溢れてくる

起きてコップ洗ってるとだんだん苦しみは消えてゆき

また愛しさが湧いてくる、穏やかな心になって

別物では、ないよな、愛と憎は、愛憎は一つの深い愛だ、それを受け入れる










いい子にしてたら、戻ってきてくれるんじゃないかって

いい子でいたら、ママは僕のところに戻ってきてまた微笑んでくれるんじゃないかって

僕が悪い子だったから、ママは嫌になって、遠くに行っちゃったんだって

子供の考えで、あの人を待っていた

待っている、その時間の中にいる人が待つ場所は

黄金色の夕陽が海全体に広がった眩しい温かい場所で

穏やかな光波に揺られている

悲しいから哀しいからいっそう輝いてるその場所で

待つことはね、喜び

あの時間が柔らかな眼差しで僕の場所へ帰ってくる

みんなの場所へ帰ってくる

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