八年の別れ お父さんが今日で、八年もいない。八年間、名前を呼んでもらってない。いつも、こず恵って呼んでいたお父さんとはなればなれになって八年が過ぎた。お父さんを失ったこず恵は今お父さんのことを思い出すことができるよ。まだ思い出すことができるよ。こず恵はね、何もかもすべてお父さんだったってことわかったよ。けれど、いつかそれは消えてしまう、消えることをいつか知るよ。それでも、一緒にいるよ、お父さん、お母さんも。 関連記事 鶴と待つ世知がさね 2012/01/11 おれ等、革命 2012/01/07 二次元の夢 2012/01/06 幻想と記憶 2012/01/05 天の白い竜 2012/01/04 竹松梅そして鶴 2012/01/01 2012年の幕開け 2012/01/01 八年の別れ 2011/12/30 カタストロフィ蟹と太刀魚と海蛇と鮟鱇のEncore 2011/12/23 ボウフラ記 2011/12/16 木馬が見た夢 2011/12/03 貧しき両性を有す 2011/11/27 ナメタカレイ 2011/11/24 notice 2011/11/24 殺したんねん 2011/11/23 2011-12-30 23:59 詩