西日の中の部屋

贅沢なんだ、基もとの性格が。
それが死ぬまでにどこまでに変化を遂げて行くのか、興味深いなぁ。

僕が二十の頃、仕事にも行かず兄の部屋でプレイステーション(兄のラジカセは壊れていた為)でMúmの「Yesterday Was Dramatic - Today Is OK」を大音量で聴いていた。




誰か同じ音楽を聴いて感動して欲しい、共鳴したいと思って、窓を開け放ち、大音量で一人で聴いていた。
お父さんはテレビのある部屋にいた。

あの人は、君は、あの方は、二十の頃、どうしていただろうか。
私たちの人生はそれぞれ、何にも脅かされることない、何にも代え難い、その日々があなた方をつくりだしているのであり
私が私の存在を愛しようと決めたのと同じように、あなた方の存在が日々が愛されているのだよ。


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