虹色の星

田中さんが夢に出てきた。悲しい夢だった。
僕の霊眼はまだ開き始めたところだ。夢から覚めたばかりなんだ。
もうあんな夢は見ない、ごめんね、田中さん、もうすぐあなたの本を読むよ。
待っててね。

僕らはみな、虹で出来ている。
太陽と同じ色をしているんだ。

それがどういうことか、きみにもわかるかい。

夜明けは近いぞ。
さあ、恐れをなくし、みんなで手をとり合い、そして進もう。
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