何の為形を帯びてるの僕らこれから形忘れてゆくよ
凍てつき我を失う為に悲しみとゆうものが用意された
どこかのお伽話にあるように君は何かを勝ち取りたいだけなんだ
心の器に浸らしたものをすべて孤独な荒野へ帰しに行く
そこら中に散らばっている夢を吸い殻のように踏み潰した
君のこと考えるのがもう怖いから逃げたんだ擦り傷だらけ
行方が途中で終わった心に止まったままのたくさんの時計
あの青空はやっぱり不自然だな僕の心には曇り空がやっぱり一番落ち着くよ
音のないサイレンが僕等に届いていたから避難して正解だった
その器に水汲もうよ二度ともう涸れない水さ哀しみが飲む
喜びの残骸投げた空は君に痛々しい程青く染まった
かなわない想いを胸に抱えてさどこまで行こう無限の譜面
孤独から孤独に戻り安らいだ面持ちさげていってらっしゃい
休ませてあげたい君を可哀相きっと泣いてるひとりぼっちで
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