前回に引き続き、ゾンビーの話題であるが
言ってしまえば、私はゾンビーを愛している。
それはゾンビーに限らない話だが、じゃあ何を愛しているかと言うと
僕はいつも、いつまでも弱者の味方であり、また嫌われ者の味方であり
また、そうでありたいと常日頃無意識の内に潜在意識でそうある。
それは、僕自身が弱者であり、また嫌われ者、世間から見て批判されまくる存在であるからだとは思う。
ゾンビー、悪魔、死神、とかいった存在たちもまた悲しくも批判される存在であるだろう。
批判はおろか、恐れられているとは思うが。
恐れられる存在とはこの世で一番悲しい存在であるかもしれない。
それは昆虫類でいうと、ゴキブリのような存在と言えよう。
何一つ、悪さなどしないのに、ゴキブリはあまりに人間から嫌われ惨殺される存在であり
そこにある悲しみは深いだろう。
僕は、ゴキブリはもう殺すつもりもないが
もしゾンビーが目の前に現れ、身の危険を感じた時に
ゾンビーを殺すか、自分が殺されるか、その選択を迫られた時に
人はどうするか、その時になってみないとわからないものだね。
僕は口だけの人間だが、それを踏まえてあえて言う。
僕は、そんな時にも、相手を殺さず自分が殺される身でありたいと願う。
それは相手の為では決してない。
それは個人の為なんかではなく
すべてが自分であることのすべてを愛したいがゆえの行動なだけだ。
それは、ただの、僕の願望、理想なんだな。
理想だけの人間だ、そう嘲笑われる人間が理想を抱いたまま死ぬだろう。
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