
映画「パッション」を観た。
この映画を家族全員で観たかった。
もし、忠節なクリスチャンであった母が生きていたなら私は母と対立してしまっていた。
それは私は苦しかっただろうし、母も苦しかっただろう。
しかし私はイエスを心から愛している。
イエスが払った犠牲は何より素晴らしく何より尊いと、そう思うよ、お母さん。
イエスは私たちの本来の姿だろう。
イエスは本当の姿を私たちに見せてくれた。
私たちが何故イエスのように生きられないのか、それはまだ幼いからではないだろうか。
私達は皆、イエスへ向っている。
本来の自分に対してイエス、はい、と応える自分は皆イエスと同じなんだ。
イエスのようにならなければならないと、他の誰かに決め付けられたりはしない。
イエスのようになりたいと人は皆、自ら願うだろう。
それは、自分の中の悪、サタンと戦って戦って欲望に耐えて勝ち取るものではなく
自然と、そこへ向おうとするだろう。
自然と私達はそこへ、そしてその向こうへと向おうとするだろう。
一番好きなシーンは1:29過ぎたところのイエスがゴルゴダの丘でみんなに教えを説いているシーンで、イエスがまるで、子供たちに優しくわかりやすく言葉を選んで教えているような感じでみんなにしゃべってるんだね。
「敵を愛し、迫害する者のために祈れ、愛してくれる人を愛したとて、どんな報いがあろうか?」
そうイエスは言うんだけれども、最後の「どんな報いがあろうか?」と言う時の笑顔がなんて優しいんだろう。
本当に感動する。
本当のイエスもこんな感じでみんなに話を聞かせていたのだろうなと思える。
回想シーンがいくつか入るのだが、もっとたくさん観たかったなと思う。
それ以外はとっても観るのが苦しくたまらないが、クリスチャン以外の方々がたくさん観て、イエスを愛するようになってほしいと思う。
エレミヤ書29章13節、14節
もし、あなたがたが心を尽くしてわたしを捜し求めるなら、
わたしを見つけるだろう。
わたしはあなたがたに見つけられる。
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