

「ヴァージンスーサイズ」を観た。
これのAirのサントラを多分10年前くらいに私は愛聴していて、ずっと観たいな観たいなと思ってたが観る機会が今日までなかったから観なかった。
やっと観れた、そんな感じだ。
冒頭からAIRの音楽、鳥肌立ち、ヤヴァイ、ヤヴァイで?だってだってサントラを聴きまくっていたので、耳に残っているからであーる。
サントラから先に聴くのが好きだったんだな。サントラを聴き倒してから映画を観るのね。
で10年ほど経って観れました、と。
大まかな内容を知ったつもりで観たが、想像していたのと、少し展開は違ったな、しかし想像していた通りのこの後味感である。
これは、そのサントラを手掛けたAIRの映画シーンを入れたPVだ。
映画ではガムが歌うシーンはない。そういったアレなエイガではない。ドレか知らないが。
題名通りスーサイド(自殺)に絡む映画だが、淡々としているから涼しさ心地好さがあり、そこに哀愁悲劇的な撮り方を一切省いたところから漂うのは、彼女たち姉妹の美しさである。
中でも際立って美しいのはマリー・アントワネット役もしていたキルスティン・ダンストである。
私も大好きになっちゃった。
こういった涼しさと奥に秘められた強さを感じる女性がタイプなようだ。
"suicide"の"sui"は、ラテン語の"sui"(自ら)"suus"(自分自身の)から来ているという。そしてこれらは"self"の語源となっているらしい。
CIDEはサイド、側、傍ら、の意味であるサイドSIDEと同じ発音である。
自分自身の側に死がある。それがスーサイドである。
君の側で、死は本当に君自身にするのかい?
- 関連記事
-
-
カッコーの巣の上で 2015/04/15
-
映画「ピアニスト」 2015/03/29
-
アンチクライスト 2015/03/01
-
大河の一滴 2013/04/22
-
Boys Don't Cry 2012/04/15
-
The Virgin Suicides 2012/04/14
-
野ばら 2012/04/12
-
Marie Antoinette 2012/04/10
-
Passion 2012/04/09
-
ノルウェイの森 2012/04/08
-
シド・アンド・ナンシー 2011/08/12
-