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動物愛護くだらないなそんなことをした覚えは無いがもう僕はやめるよ一切の情報を人々に教えることもくだらないので肉食大いに結構食いまくれ思う存分血みどろの腐乱死体を私も食す愛で無い愛がそこにあるだけだ嘆くこともあほらしいやろ夢なんだここは地が血である限りの夢物の一体化を夢見る夢って言う巨大な肉体軽蔑と侮蔑の繁殖自殺と他殺の舞う下で花見大いに殺しまくる真っ赤な海で泳ぐ人々の快楽が聞こえると同時に泣き叫ぶ声それらはフェイドインしてフェイドアウトの地獄境之谷底に嵌り妄想の奈落にまだ下があったよ逆さにするだけで空はどこまで下がり続けるか恐ろしいだろう人の脳みそは脳死を望むかい君の死が何処にあるか君知ってるかい君は首や手足を意識在るまま切断される恐怖を経験したことはあるかい僕はわからない覚えていないんだ僕が僕である事が嘘でしかないのに何も覚えちゃいないんだ笑ってしまうね笑っていろよちょっとイソジンに似た色と味の酒飲んでろよ寝ろよ君はそしてまた悪夢に魘される毎日楽しいじゃないか人に殺される毎日動物が殺される毎日そんな毎日に魘される生き方を僕選んで生まれてきたけど今日は一体何千年前にあった今日なんだ今日何回目に殺して産まれて来たんだろう一欠けらの肉片を僕は大切に仕舞っておきたかった一辺が約1センチの肉片を真っ赤な肉片を掌の上に僕はのせていたんだ不思議だろう誰が僕をそんなに苦しめたがってるだろうか僕はただ忘れたものを夢に見ているだけだ何故それが悲しいの君の体はいつか焼かれるか腐敗していくんだ何故それが悲しいの僕は思い出す僕の体を見る度に死がなんなのか知らないが一緒に死なせてもらえるなら僕は感謝しよう遅くても早くてもいい僕をあなたは喜ばせることができると信じている神がすべて神は永遠僕が滅びても死体の山が塵と化し神の上に降り積もる雪のように春には綿毛のように優しく降り積もる宇宙のベッドはひとりでは広すぎて寂しいだろう慰みが白い地面に一気に広がるだろう神は自愛だけをそこに込めて寝息が離れて息衝く僕はまた殺し殺され愛し愛されるんだろう美味いだろう俺の死体はね君を僕も食べたいな