Unicorn In Uniform

ドルフィン好きなのかなぁ、ニュージーランド出身ってゆうからなぁ、
Connan Mockasin(コナン・モカシン)。
やっぱり綺麗な海だからドルフィンが、ドルフィンが忘れられないのかな。
しかしそれならユニコーンはどこにおったのか、ユニコーンはどこにいるのか。
ユニコーンに君は会ったのか。
僕は思ってしまう。
たった一つの世界にたったひとり置かれた空想上の生き物。
ぼくらみんな。
誰が彼に名前を与えるんだろう。
仮の名前以外の。
仮の名前、きみはユニコーン。
僕の目に映る君は今にもきらめく羽根で遠くへ飛んでいきそうだ。
君の目に映るユニコーン、それは切断された足を捜してる。
飛ぶ前に歩くことさえままならないユニコーン、そのフォームは美しい、僕の目に映る幻。
僕はそんなユニコーンの身体を引き摺って歩いたあとをずっと見ていた。
彼はまだ生きてるのにみんな忘れてしまったんだ。
たったひとりの世界にいて。
たったひとりの世界でユニコーンは遠くへ飛んで行こうとする。
ずっとその形が空でもない地面でもないどこにあるかわからないひとりの夢の中のような場所で走ってるんだ。
何より鮮明に幻がフォームを描く。
どこまでもユニコーンは走って飛んでゆく。
海より青く深海より暗い場所を。






Connan Mockasin - Unicorn In Uniform
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