明かりを灯しに

死んでしまおうよ

さみしい君が僕にそう言うんだ

君を愛してくれる人はお父さんとお母さんだけで

こっちの世界には、もう誰一人いないんだ

孤独が僕を食べた、僕は食べられて、光を浴びることができなくなった

歩いてた、それでも、死ぬまで歩いてた、体はもうボロボロだった

そんな君の部屋に明かりを灯しにゆく人は誰だったんだろう

僕は願ってた、君の小さな部屋に優しい明かりが灯る日のことを

何もせず揺らいでいた、あとは、何も考えちゃいなかった

空腹のおなかに頭痛薬がキシキシ痛む、それが少し嬉しいなんて

君のことを考えていた、悲しい日には

優しくて純粋で、傷はとても深くて、やっぱり君のことが大好きだな

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