三角と円

潜在意識で繋がるしかないんだ、僕ら。
潜在意識以外で繋がる方法が何故必要なんだ?
僕はすべてが空しい、潜在意識以外のものが。
僕らは落ち込んでゆく。
三角定規の穴に指を入れて回した子供の頃の記憶と共に。
サブリミナルが働いて。
僕らはどこまで落ち込んでゆくだろう。
一体何度の角度?そんなことを考えていた頃の記憶と一緒に。
サブリミナルが揺れ動いて。
その針が動く音は聞こえているんだ。
その針を中心に描く円に重なる。
僕らどこの子供とも同じだ、三角と円で遊んでいる。
日が暮れたかわからないくらい夢中になって。
日が暮れてもわからないくらい自由になって。
何故ほかに方法が必要なんだ?
四角い地球と面の数が無限にある多面体の星たちが僕らの周りを回っている。
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