エイ

小さなエイを捕まえた。
掌に乗る小さなエイだ。
僕のちいさなてのひらの上でそいつは転がってめくれあがってその小さな身体をひるがえしていた。
はっ、可愛い奴だぜ、まったくよぉ、でも海の生き物は飼うのが難しいんだよね。
塩加減とかさあ、いろいろな、だからおまえは、おれ、逃がす、つってそいつは逃がしてやった。
でも、あいつ、可愛かったなあーって思ってると、お父さんが釣りから帰ってきた。
お父さん「今日なあ、エイ釣ったんや、小さい可愛いやっちゃ、持って帰ろうか思たけど、死んだら可哀相やしな、逃がしたった。」
こず「えっ、ほんま?こずも今日エイ捕まえてんで、小さい奴、おもろいなあー、こずの手ェの上でうわあってひるがえっとったで、そいつ」
お兄ちゃん「エイの目ェとかを悪い目ェやとかゆう奴おるやろ、お兄ちゃんそんなやつが許せへんねん」

ライトブラウンオーシャンにエイはいるのかい?

夢って面白いね。
関連記事