光るみなも白い空 | モダン・ギルト

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モダン・ギルト

言いたいことも言えずに、ただ誰をも不快にさせず、誰も傷つけず当たり障りのない言葉ばかりを言うことがどれほど苦痛かわからない人もいるんだろうけど、何故人の発言ばかりに厳しくて、自分は平気で人を傷つけるようなことを言うのかな。

不整脈がまた最近出てきた。毎日一日中音楽を聴いていたせいか難聴がだいぶ悪化してるようだ、野菜を刻む音が耳に突き刺さる、部屋のドアを閉める「カチャ」という音が鼓膜を殺す凶器のようだ。腫れ物に触るようにして音楽を聴くしかできなくなってしまった。

僕はやはり苦しむためだけに生まれてきた生物のようだけど、そんな中でも、やっぱり音楽には癒されるし、またそんな音楽を作ってくれるミュージシャンの気持ちや考え方はとても僕をほっとさせてくれる。

今日はスヌーザー#068 2008年8月号のBECKのインタビュー記事がとても素晴らしかったので少し載せようと思う。(何でそんな前の記事なんだって言わないで欲しい、たぶんいつの時代に読んでもこの言葉は響くはずだよ)

僕は今までBECKを何度か視聴してきたけども、なかなかその良さには気付くことができなかった。でもまたまた32歳と言うこの年になってようやくBECKの音楽の良さがわかりすごくうれしい。

BECKの2008年のアルバム「Modern Guilt(モダン・ギルト)」は現代社会の罪というタイトルでベックはこんなことを言っている。




「このレコードのテーマというのは、最終的には・・・ジレンマじゃないかな。ほとんどの人たちが、今、自分が生きている時代、場所に見出さずにはいられないジレンマだね。ふと気付くと、僕らはみんな、自分が信じてるものをリプリゼント(表象)しない文化、社会の一部として生きてるだろ?でも、同時に、僕らは共犯者でもある。自分もその一部なんだから。」

……

「だから、このレコードは、『何故、僕らはこの社会の一部になってしまったんだ?』ってアイデアを扱ってるんだと思う。と同時に、『この社会に暮らしながら、それでも自分に自信を持つためには、どうしたらいいんだ?』ってアイデアだね。だって、そこで疎外されちゃうのは、すごく簡単だろ?メインストリームから自分を切り離してね。今、アメリカでは、戦争があり、政府がやってることがある。それに同意できなきゃ、自分が疎外されて、切り離されてるのに気づくんだ。それでも、やっぱり自分もその一部なんだよ。だって、煙草を一箱買えば、自動的に、その金の一部は、戦争のために使われたり、政府の名の下で行われてる、何かしらの搾取のために使われることになるんだから。捨てられた携帯電話でいっぱいになった土地を見たことある?アメリカじゃ、ほとんど毎日50万個の携帯がゴミになってるんだ。毎日だよ?でも、誰だって携帯は持ってる。『そんなの最低だ』って感じるけど、同時に、僕ら全員がその原因なんだ。そういった環境において自分はどう機能できるのか ―と同時に、やっぱり罪(ギルト)もある。ある意味、僕ら全員、有罪なんだ(笑)。でも、ずっとそのままではいたくない。そもそも誰も、今のこのあり方を自分で選んだわけじゃないんだよ。みんな、より大きな組織体の一部なんだ。勿論、僕はこのレコードの中で何の答えも与えていない。それを考えてるだけ。この巨大なマシン、巨大な力、圧倒的なスチームローラの一部であることの意味をね。そして、それが今も世界を容赦なく押し潰してるんだ」

……

「このレコードで扱っているテーマっていうのは、特に今の時代に特別な問題じゃないとも言えるんだ。あと、“ケムトレイルズ”って曲もそう。あれは僕にとって、恋に落ちてる二人のイメージなんだ。彼らは、美しい夕焼け空を眺めてる。でも、何故、そんなに夕焼けの色が鮮やかなのかって言うと、ジェットの煙、ジェットから出てくるケミカルのせいなんだよ。そのせいで、夕焼け空の色がすごく鮮やかになってるんだよ。そういう瞬間を見つけると、それって、本質的に、単なる環境問題とかを超えてるよね?だから、今回は、そういったものを見つけようとしたんだ。勿論、やっぱりこのレコードは、2008年の状況についてのアルバムで、僕が書いたのもそれについてなんだけど、と同時に、僕は、今の自分達の経験の中に、それを越える本質をつかもうとしてたってことなんだ」

……

「現実的でありながら、悲観しないことだって出来る。『世界には良くないこともあるけど、いいことだってある』って認識する方法だってある。例えば、子供をアナロジーにして話すと、先生とか誰かが、『お前は悪い子だ』って、子供に言い続けたら、たとえホントにいい子でも、悪い子になっちゃうんだよね。相手に『お前は間違ってる』って言い続けたら、きっとその人は間違っちゃうんだよ。だから、時には、『君は正しい』って言わなきゃいけない。正しいものを見つけださなきゃいけないんだ。やっぱり、そこもなきゃいけないと僕は思う」






何故この記事がとても人の心を癒す記事なのか、わかるかな?ベックは誰一人批判しようとしない人なんだね。誰一人として敵に回さずに、僕ら全員が共犯者なんだと言ってくれたんだ。
それは誰かを悪者にしてしまうことでは何一つ解決しないってことを知ってるからだと思うんだ。
どんなに悪いことばかりしてるように見える人でも、きっと探せば正しいところ、いいところもあるはずだ。僕らはそこを見つけ出さなくちゃいけないんだ、ってことじゃないかな。

つまり、悪いところを見るならば、同時に、良いところも見ようとしなくちゃってことなんだと思う。
人の悪いところばかりよく見えてしまうっていうのはよくあるよね。
それは悪い部分を見つけるのはとても簡単なことだからじゃないかな。
でも反対にそんな人の中に良いところを見つけるのはとても難しいことだ。

悪いことしてる人を捕まえて敵にして、その人を責めたてるとき、自分は楽だからね。その間、その人は自分の中に存在してる罪を忘れることが出来るから。
自分より悪い人を見つけるのはそのためかもしれないね。
それは、人が神のようになって誰かを裁こうとすることだし、人がそんなふうに傲慢になってしまうのは良くないことだと思う。

携帯の話がでてきたけれど、これは携帯じゃなくても、あらゆるもの、そして食物に言えることだと思う。

日本はものすごい量の食糧を毎日廃棄してるようだね。
世界食糧援助量の約2倍の「まだ食べられる品」を廃棄する日本の「食料ロス」




世界では毎年約1500万人もの人が餓死している。多くは子どもだ。では、「食料の生産が絶対的に足りないか」というとそうではない。日本は食料全体の半分以上(5600万トン)を輸入しながら、そのうち1800万トンを廃棄している。まさに「浪費」ともいうべき行為が、結果的に食料の行き渡らない大量の地域を生み出している。



ベックが言うように、ふとこういった話を目にすると「なんて酷い話だ」って一瞬思う。でも僕らみんなその会社の食べ物を食べて生きてるんだ。



いつ飢え死にしてもおかしくない食料浪費国
日本が隠れた「畜産大国」であるのはあまり知られていない。牛、豚、鳥の生産量は世界のトップ10に入る。ただ、自給できているかというと疑問で、餌になる穀物(トウモロコシなど)の大半を輸入でまかなっている。それでも足りず、海外から肉そのものも大量に輸入する。ゆえに日本の食糧自給率はカロリーベースで約40%、生産額ベースで約70%となる。例えば、生産額ベースでみれば、牛は国内産でかなり潤っているものの、餌の大半が輸入なので、総カロリーで換算するとガクッと下がってしまうのだ。

これだけ輸入に頼っていると、仮に地球温暖化の影響などで世界的な不作となり、各国が食料安全保障上の観点から日本への輸出を絞れば、日本で大量の餓死者が出るかもしれない。ほぼ国内で食料自給ができていた江戸時代の総人口は約3000万人。今は生産性が2倍になっていると楽観的に想像しても、約3000万人が餓死線上にさまよう。

このような危機的な状態なのに、もの凄い量を輸入して、バンバン廃棄しているという現実がある。日本は「いつ飢え死にしてもおかしくない食料浪費国」なのだ。






僕はそういやちょっと前にもこういう話を知ってたから国内産の納豆を選んで買ってたけど、これからは他の野菜でも何でも少し高くても国産のものを買うように心がけようと思う。


国産品を食べで3万8491tのCO2を削減 「フードマイレージ・プロジェクト」

CO2 100gが1pocoとカウントすると、輸入小麦の食パンではなく、国産小麦の食パンを一斤買うだけでそれを輸入する時に排出されるCO2を約0.8poco減らせるらしいんだ。C02が増えると温暖化になるって言われてるね。

誰かを責め立てたり、憎しみの思いで無理矢理何かを変えようとするんじゃなく、みんながみんな自分に出来ることをこつこつとやっていくほうがいいんじゃないかな。
きっとそのほうが早く世界はよくなっていく気がする。ただ自分に出来ることだけに集中してそれをたくさん探してやっていく。

僕を含め、本当はみんな、そうなりたいはず。
誰かを悪者にしたくない。
僕らは、共犯者だ。
「僕ら全員、有罪だよ。(笑)」byベック
では最後にベックのこの言葉で決めてもらおう。

「良くないことと、良いこと、その両方から、ちょっとずつ学べるといいよね。
みんながその間のどこかに場所を見出せるといいと思う。」









そういやBeckも最近不整脈に悩まされているようだ。心臓がものすごい負担になってるのがわかるから不整脈ってつらいんだよな。

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Author:白空
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カウ(牛)にまつわるコンスピラシー(陰謀) ドキュメンタリー映画『カウスピラシー』
食肉、ペット、毛皮、動物実験の現場ドキュメンタリー映画EARTHLINGS
ナレーション:ホアキン・フェニックス

音楽:Moby

『アースリングス』

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